最近、「SNS疲れ」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。フェイスブックなどのSNSをやっていると、いつも他人の視線を気にし、他人がどう思うか、他人からどう評価されるか、を気にしながら生きている人を見かけます。それがいわゆる「SNS疲れ」を誘発するのです。

ユーザー同士でコミュニケーションを重ねるうちに気疲れしてしまう。人間は、本来、人とつながりたい欲求を持っているが、つながり過ぎると逆にストレスを感じる。つながり過ぎると見えを張ったり、劣等感を感じたりして楽しめなくなる。

SNSを楽しむには、見栄を張らないこと。ありのままの自分をさらけ出すことが疲れずに楽しむコツです。何も難しいことを考えなくてもいい。普段のライフスタイルを自分のウォールで表現すればいいのです。それがブランディングツールになり、あなたがどういう人なのかが分かる究極の名刺となるのです。

僕も初対面の人と会うと、必ずその人を検索し、フェイスブックのウォールを見ます。それは相手も同じ。だからこそ必要最低限のルールとマナーを守って投稿し、読者にストレスや不快感を与えてはいけないのです。僕は出来るだけ目立たずに妬みやひがみを誘発しない投稿を心がけています。

また実力以上に「いいね!」が付いている人を見てあなたはどう思いますか?僕なら「不誠実な人」と認識します。明らかに「いいね!」がほしいために他人のウォールに「いいね!」をしに行っている。「私も いいね するから、あなたもしねてね!」の意思表示。自分には何も誇れるものがないためにせめて「いいね!」の数だけでもヒトよりも多くほしい・・・

気持ちは分からなくもないが、これ、見ていてとても痛いです(笑)よほど暇な人なんだなぁと思われるだけですから、そういうことをするのはやめましょう。

大事なことをいいますね。

「いいね!」が3千あろうと5千あろうと、あるいはたとえ1万あろうと、集客にはほとんど結びつきません。収入にもまったく影響がありません。だから「いいね!」をもらうためのくだらない行動は、今すぐ辞めましょう!

注意深く見ていると、影響力のある一流の人ほど、つながってる友達も少ないし、「いいね!」の数も意外と少ないのです。彼らは「いいね!」欲しさに投稿などしないし、「お早うございます、今日もよろしくお願いします」などの意味のないコメントも絶対にしません。

 

本当に読みたい人が読み、コメントしたい人がコメントをする。人生と同じように、きわめてナチュラルにフェイスブックと付き合っています。だから彼らにとっては「いいね!」の数などは、どうでもいいのです。

誤解なきように申しますと、ご自分のメディアですからどう使おうと自由です。でも僕なら、実力以上の自分をよく見せようと「いいね!」をもらうための行動をしている人は、それだけで交流したくなくなります。これでは、貴重な人生のチャンスを逃すことにつながるのでもったいないと思います。

あなたはSNSに対して誠実に向かい合っていますか?1年以上前ですが、これに関する記事を書き、大きな反響がありました。「フェイスブックで貧困にならないために」興味のある方は読んでみてください。
http://ameblo.jp/torii-yuichi/entry-12111008600.html