話題のボヘミアン・ラプソディを仲間5人と見に行きました。せっかくなので、お台場のユナイテッド・シネマの応援上映に行って来ました。こちらはスクリーンが3面になっており、拍手も声援も歌も何でもありと言うまさにファンのための上映。映画は、過去20年で観た中で最高の作品で、まるでコンサートに行ったみたい!感動のあまり思わず歌っちゃいました。リアルタイムで聴いてたので歌詞も暗記してたしね。応援上映は、観客がマニアばっかりで声援も楽しいです。クイーンを初めて聞いたのは、僕が中学1年のとき。今でも覚えてますが、当時はお年玉をもらうとレコード店に行き、お目当てのアルバムを買うのが楽しみでした。真っ先に買いに行ったのが、クイーンのアルバム「オペラ座の夜」。何せ インターネット も DVD もカラオケもない時代。レコード鑑賞だけが唯一の趣味だったんですね。物語はフレディー・マーキュリーの半生と言う側面も見事に描かれていました。スーパースターにありがちな孤独感、友情・裏切り、欲望、グループ内の歪みなど、様々な人間模様の中で繰り広げられる感情の移り変わりは、とても興味深かったです。周りを気にせずに我が道を行くフレディー・マーキュリーはまさに尖った存在。クイーンが世界的な成功を収めることができたのは、フレディーの強烈な個性に負うところが大きかったでしょう。役作りもリアルに再現されており、この作品の価値をあげたと思う。特にブライアン・メイは、本物かと間違うほどそっくり。クイーンは、人格者のブライアンがいなかったら、あそこまで活躍しなかったろうし、グループとしてもまとまらなかっただろう。そしてこの作品の目玉はやはり数々のヒット曲。特にタイトルでもあるボヘミアンラプソディは、ポップとロックとオペラが融合した、まさに未だかつてない発想の作品。あの曲を初めて聴いた時は、子供心に衝撃でした。映画が空前の大ヒットとなった理由は、多くの人が二回三回と劇場に足を運んだことに起因する。こんな事は、普通の上映作品ではありえない。そこには通常の映画の楽しみ方を超えた、劇場と観客が一体化した「応援上映」と言う手法が受けたのだろう。僕ももう一回行くとしたら、絶対 応援上映で見たいと思った。ボヘミアン・ラプソディは、映画の新しい楽しみ方を教えてくれたエポックメイキングな作品であると言えよう。いやぁ〜また行きたいなぁ〜もちろん応援上映で。