あるかどうかも分からないが、とりあえず女性枠を考察する。 | 基本はいつもスタンドプレイ

あるかどうかも分からないが、とりあえず女性枠を考察する。

R-1ぐらんぷりの話。


日程はまだ正式に決まっていませんが、決勝までもう残り1か月を切った「R-1ぐらんぷり2011」。

昨年のファイナリスト9人のうち、既に5人が不出場となっていて、混戦の様相を呈している感があります。


このブログをご覧の皆さんは既にご存知のはずですが、鳥居みゆきさんは今大会、出場しません。

さらに他の女芸人の方を見渡しても、かつてのファイナリストである、いとうあさこさん、友近さんの参加が

ありません。他の有名どころでは、椿鬼奴さん、おかもとまりさんあたりの名前もなし。


R-1開始後、ファイナリストに女性がいなかったことは1度もありません。偶然かどうかは分かりませんが、

なんとなく「女芸人枠」というものがありそうな気がしませんか。個人的には「ある」と思います。

もちろん、かつての女性ファイナリストがその「恩恵」を受けたとは言いませんが、ボーダーライン上だった

時の最後の審査員のチョイスで「有利に働く」くらいのことはあるとは思います。


では、今回のR-1で誰がその「枠」に入るのか。ちょっと早すぎる気もしますが、考察してみたいと思います。

競馬の予想の様に、◎(本命)、○(対抗)みたいな感じで印をつけていきます。



◎田上よしえ


不動の本命でしょう。単勝馬券で言ったら、1.3倍くらいの本命です。昨年サバイバルステージ以上に行った

女芸人は他にいませんし、実力はもちろん問題なし。あえて不安を探すなら、審査員に「古めかしい芸風」と

思われないかどうか。


○メルヘン須長


アニメのキャラを使ったモノマネ芸をする人です。大きな会場向きの芸風とは言えませんが、フリップ

めくり系のネタは、R-1決勝に行きやすい傾向がありますしね。ついこの間見てきて気に入りました。


▲桜・稲垣早希


個人的な意見を述べますと、「芸人」のイメージをつけすぎない方がいいと感じるので、決勝に上がらないで

ほしい思いはありますが、とにかく「見栄え」はしますからね。事務所のゴリ押しとはいかないまでも、

可能性はあると考えます。


△ウメ


唯一のファイナリスト経験者です。となるとやっぱり印は打たないとね。とにかく彼女のネタは、「企て」は

必ずあるものの、とにかく「伝わりづらい」。フワフワしてつかみどころのない芸風がどっちに出るか。

ちなみに彼女は現在「もじゃもじゃ頭」はやめており、けっこう可愛らしい感じの女性に仕上がっております。


(追加)


現在のウメさんはこんな感じの方です。


基本はいつもスタンドプレイ


△DJきーぽん


サンミュージック勢だったら彼女ですね。実際昨年は準決勝進出していますし、浅越ゴエさん(不出場)という

前例がいるのが強みですね。



もちろん、他にも候補はいますが、田上さんの牙城を崩すまでは・・・・。正直既に、「過去の人」という人も

いますしね。



でもいるとしたら、出てきた瞬間に会場の雰囲気をガラリと一変させるくらいのオーラ・雰囲気を持っている人

でしょうね。昨年のいとうあさこさんはまさしくこのタイプでした。彼女を昨年の2回戦の時に生で見ましたが、

まるで会場の空気が入れ替わってしまったかのようでした。「幸せの空気」に会場が覆われた感じです。

同じ日には友近さんも登場しましたが、彼女の時にはそこまでの一変さは感じられなかったのです。



いずれにせよ、個人的にはすんなりと田上よしえさんが決勝進出することを願っています。女ピン芸人の

歴史は、ある意味彼女が作ったようなものです。だから新たな歴史を彼女には作ってほしいと感じています。