生粋 花のれん @文京区 ~「三周年記念限定☆秋鱧と松茸の塩つけそば」他 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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生粋 花のれん

文京区(茗荷谷)
 
【メニュー】三周年記念限定☆秋鱧と松茸の塩つけそば
【価格】1800円

[訪問時期] 2018年10月上旬(休日) 昼
[注文方法] 開店前に食券購入(通常は券売機制)
[スープ] 魚介+松茸/清湯
[味] 塩
[麺] 中太麺(200g位)
[トッピング] (麺)鱧、水菜、茗荷、花穂紫蘇、(汁)松茸、鶏もも肉、人参、三つ葉
[別注文] 限定飯/土鍋で炊いた松茸ご飯(500円)

★当日限定で提供されたメニューです。



秋鱧と松茸の塩つけそば(120食)、土鍋で炊いた松茸ご飯(50食)。
三周年記念の特別営業に、麺友さんたちと5人でギリ一順目を確保。
並び中に食券販売の巡回があり、勿論限定麺、限定飯共に購入する。



昨年まではオープン月の7月中~下旬に開催されて来たが、シャッターズの熱中症リスクを回避して、今年は敢えてこの時期にずらしたようだ。
そんな気遣いを交えたご挨拶に引き続き開店。


調理に時間がかかるようで、どう関係があるのか入店規制もあったりして、ご対麺まで30分ほどを要した。



麺、麺上のトッピング
麺は山口やに特注の、全粒粉入り中太ストレート
北海道産地粉2種のブレンドといい、多加水麺らしいツルシコモッチリ食感。
香り高く、滲み出るような甘旨味は、塩気やや濃いめなつけ汁のベストパートナー。




麺上には鱧、水菜、茗荷、花穂紫蘇




伊予灘の活〆鱧を葛打ちしたという鱧が、とにかく絶品だった。
肉厚でプリップリの鱧をつけ汁にサッと潜らせていただけば、葛のトロミに絡む魚貝出汁と見事に融和。
人生ベストとも思える鱧を、今日此方でいただけるとは思わなかった。


つけ汁とトッピング
つけ汁は松茸の風味が引き立つように、あっさり魚貝出汁でまとめた清湯塩
羅臼昆布ベースに鱧、本枯節、宗田節、鯖節を合わせ、白醤油混合の塩にも麹やにがりを加えるなど、熟成感も漂う。
やや強めな塩気を、麺の味わいが程よく緩和。
主役の松茸風味に魚介が絡んで、伸びていく余韻に癒される。



つけ汁中の具は松茸、鶏もも肉、人参、三つ葉
国産松茸のキュッと締まった食感、染み出る香りには、やはりテンションが上がる。
旨味の濃さが違う、岩手県産あべどりのもも肉
飾り切りの人参、結び三つ葉。。。仕込みにかなり手間をかけている。



土鍋で炊いた松茸ご飯、スープ割り
これを食べられただけでも、並んだ価値があるというもの。
程よく染みた醤油味に松茸がふわっと香り、三つ葉の風味とも喧嘩しないんだね。
点在するお焦げの美味しさも土鍋ならでは。


頼んだスープ割りはしょっぱめで、雑炊風の〆が今イチ盛り上がらずに終わった。
このスープ割り、以下の総裁のご指摘に御意。
>スープ割りは柚子入りでしたが、酢橘の方がモアベターな気もしました。
>松茸の土瓶蒸しのように。


■ 感想など
松茸の風味を優しく後押しする魚介出汁。
麺と鱧の素晴らしさも印象的。
2日続けての松茸だったが、前日とは異なる醸し方を存分に堪能させていただいた。
スープ割りだけが残念。

ご馳走様でした。
三周年おめでとうございました。