としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ラーメンブログのみ公開中です。

しょっつる塩らー麺 SHIBATA

千代田区(淡路町、小川町)


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【メニュー】しょっつる塩らー麺 豚チャー3枚

【価格】850円(豚チャー分250円含む)

[訪問時期] 2024年4月中旬(平日) 朝
[注文方法] 口頭注文、前払い
[スープ] 煮干し/清湯
[味] 塩+魚醤
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、海苔、カイワレ、玉ねぎ
[卓上] ブラックペッパー、一味、生姜酢



「塩生姜らー麺MANNISH」朝ラーブランドへ。
8時40分着で先客なし。



レギュラーメニューは「しょっつる塩らー麺」、「塩生姜らー麺」、「背脂煮干醤油らー麺」の3種類。
どうやら「しょっつる」と「背脂煮干醤油」は共通のスープで、「塩生姜」は{MANNISH}と同じスープだがチャーシューは豚を使っているらしい。
因みにこの日は「釜玉バター スープ付き」なる限定メニューも提供と、Xにポストされていた。



ここはやはり店名にも冠された「しょっつる」をと、ワンオペ店主さんに豚チャー付きで口頭注文。
前払い制。




注文から3分少々でご対麺。。。「チャーシュー小さかったので、4枚入れておきました」。
有難うございます。




■ スープ
案内よれば「秋刀魚煮干、鯵煮干、鰯煮干で取った出汁とハタハタの魚醤を合わせた塩らー麺」。
秋刀魚が前面に出ているね。
しょっつるは隠し味をやや超えたレベルで、かと言って煮干し感を全く損なっていない。
熟成感ある深い旨味が、複雑な煮干し感を後押しする絶妙なバランス。
ちょい強めな塩気と鮮烈な旨味の輪郭でシャープに感じそうだが、実は柔らかみも満載で、全く尖りなくじんわりと身体に染み入って来る。
煮干しとしょっつるの良いトコ取りで素晴らしい。




■ 麺
加水を若干抑えた中細ストレート麺。
程よいしなやか基調にメリハリの効いたサクシコモッチリ食感で、風味の強いスープを確り受け止めている。
風味のバランスが良いねー
この麺にははまり役的なステージだと思う。




■ トッピング
肩ロースのレアチャーシューはオマケで4枚。
「MANNISH」系で鶏チャーシュー以外を食べるのは初めてかな。
割りとトラディショナルなタイプだがもちろん美味しい。
もっとも朝ラーでこのメニューなら、肉無しでも十分満足できそうだ。




■ 感想など
秋刀魚主体っぽい煮干し感としょっつるらしさをダブルフィーチャーしたバランス秀逸な一杯。
他店のレギュラーメニューでは中々見ないタイプで貴重です。
ところが後客はついぞ現れず。
営業開始から5カ月でレポは敬愛するお2人のみ。
駅中ならまだしも、街中で朝ラーを根付かせるには時間がかかりそうですね。
Gさん、もっと宣伝しないと(笑)

ご馳走様でした。





麺's club 酒池肉林

荒川区(三河島)


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【メニュー】島海苔ラーメン
【価格】1000円

[訪問時期] 2024年4月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後払い
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細ウェーブ麺(140g位)
[トッピング] 板海苔、バラ海苔、チャーシュー、メンマ、ほうれん草、ネギ
[卓上] ブラックペッパー、あらびきコショー、七味、超激辛スパイス



八丈島の「麺's club 酒池肉林」の暖簾分け新店。
魚介豚骨がメインらしく、ネット上もほぼ魚豚情報が占めているが、たまたま見つけたこのメニューのビジュアルに衝撃を受けてやって来た。




八丈島ことば「おじゃりやれ」と書かれた入口を入ると、店主さんと女性スタッフが笑顔で迎えてくれる。
週末11時10分着で先客3名。



座るや否や「島海苔を!」と叫びたい気持ちを抑えて、一応卓上メニューに目を通すふりをしてから口頭注文する。
←予習して来たと思われたくないタイプ(笑)




その後メニュー案内にゆっくり目を通していると、5分弱で「お待たせしました」と高台上にそいつが降臨。




■ 島海苔ラーメン
襟巻状に並べられた板海苔が5枚、それを防波堤代わりに山盛りのバラ海苔。
ネット写真で見ていた以上のインパクトだよ。
いやインパクトだけでなく、そのまま口に入れてみるともちろん風味も抜群。
両者の食感はもちろん、テイストも若干異なる感じかな。


慎重にバラ海苔を退けていくと、麺やチャーシューが顔を覗かせる。



スープには既に海苔風味が移って磯感満載。
じんわり魚介を鶏が支えるバランス系っぽく、あっさり系ながら旨味たっぷりで、青ヶ島の「ひんぎゃの塩」を使ったタレ味もジャスト。
「醤油ラーメン」の紹介に「海風しいたけから取ったスープ」と有るので、おそらく同じ清湯を使っているのだろう。




ウェイビーな中細縮れ。
シコモチの多加水食感はラストまでダレない。
島海苔をゴージャスに絡めて啜っていけば、香りは海苔に押され気味だけど、麺味は確り追従して悪くない。




バラ海苔の下にはチャーシュー、平メンマ、ほうれん草、刻みネギ。
チャーシューは香ばしく炙られ、噛めば軟らかく旨味も確りで中々美味しい。
それでも君臨する島海苔に存在感食われっ放しなのは致し方ないだろう。



バラ海苔絡めて板海苔で巻いて、とにかくこんなに贅沢に海苔を食べたのは初めて。

麺や具を食べ終えても、まだまだ浮かんだ海苔を掬いながら完飲必至。
これはラストお茶漬けで締めたら最高だと思った。




■ 感想など
島海苔の飛びっきりの風味を満喫!酒池肉林ならぬ「海苔池海苔林」的なラーメンでした。
このメニューでは海苔のインパクトに押されがちですが、ベースを支える優しい塩ラーメンも十分に美味しいと思います。
スタッフお2人の明る接客で終始居心地よいお店。
いずれ看板メニューの魚介豚骨も試しに来ましょうかね。

ご馳走様でした。
遅ればせながらオープンおめでとうございました㊗️





中華料理 東東

松戸市(松飛台)


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【メニュー】長崎ちゃんぽん
【価格】980円

[訪問時期] 2024年4月中旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後払い
[スープ] 豚+野菜/白湯
[味] 塩+醤油?
[麺] 細縮れ麺(150g位)
[トッピング] 炒め煮具
[その他] 餃子(5個440円)、アサヒスーパードライ中瓶(650円)
[卓上] ブラックペッパー、醤油、酢、白ラー油、四川ラー油、激辛ラー油、紅生姜、和辛子



週末は混むので、平日休みの日にと思っていたお店。
行くならもちろんビール付きで。
でも車なら15分のところ、電車だとドアtoドアで小一時間かかるのがストレスで、ずるずる後送りが続いていた。
今日こそ行く?と迷っていた矢先に、何とRさんのレポが上がって背中を激押しされた。




10時20分着、もうカウンターは満席で、取り敢えずと2卓空いていたテーブルに案内される。




ホールを仕切る穂乃花店主に「餃子と、出来上がりで同時に瓶ビールを」と注文し、ビールはスーパードライをチョイス。
厨房にはチーフ格男性とお若い女性が2名。。。もちろんジェンジェンさんも活躍中。
調理もフル回転だが、店主さんはそれ以上に大車輪。
朝からかなりお疲れのご様子で、調理合間のジェンジェンさんが「頑張れ!💛」と小声で声を掛けている。
後客は途切れず10時半過ぎには満席。
テーブルは相席になりそうなので、その前に空いたカウンターに移動させてもらった。



餃子&ビールが登場したのは注文から30分後😅



そのタイミングで「長崎ちゃんぽん」を追加すると、今度は10分ほどでご対麺となった。




■ 長崎ちゃんぽん
先日Rさんが食べられた「タンメン」から、具を変えたバージョンぐらいに思っていた。
ところがスープからして全く違う。
トロンとした乳化スープは適度な油脂感とサポート混じりの豚骨で、そこに炒め煮具からの旨味が溶けて飲み口すっきり。
「とんこつラーメン」なるメニューもあるし、業務用なのだろうが「ちゃんぽん」にはお似合いだ。




いかにも町中華っぽい細縮れ。
軟らか麺を想定したが、メリハリ効いたシコモチの多加水食感で全く悪くない。
ちゃんぽんチックな雰囲気を期待しちゃ。。。する人いないか。
ご飯物はメガ盛りのイメージが強い当店だが、麺類は一般的な量だった。



炒め煮具キャベツ、もやし、ニンジン、木耳、タケノコ、豚肉に、イカ、エビ、アサリがちょこっと(笑)
海鮮の旨味は頼りないけど、刻み昆布っぽいものが麺に絡んで補完してくれる。
(長崎)カマボコの甘味でも加わると、ちゃんぽんの雰囲気出てくるんだけどね。




■ 感想など
ノーマル中華麺使用で海鮮具も僅かなので、乳化豚骨バージョンのタンメン的な感じですかね。
壁に貼られた色紙は近隣の佐渡ケ嶽親方に始まり、まあバラエティタレントのオンパレード。
彼女たちが大学卒業後にどうなるのか分かりませんが、少なくともそれまではメディアへの登場はまだまだ続きそう。
SNS上の華やかさとは真逆の、戦場チックにお忙しそうなお店でした。
だからこそ応援したくなるのかな。
帰りは5.5kmのウォーキングで。

ご馳走様でした。