麺's club 酒池肉林 @荒川区 〜「島海苔ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺's club 酒池肉林

荒川区(三河島)


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【メニュー】島海苔ラーメン
【価格】1000円

[訪問時期] 2024年4月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後払い
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細ウェーブ麺(140g位)
[トッピング] 板海苔、バラ海苔、チャーシュー、メンマ、ほうれん草、ネギ
[卓上] ブラックペッパー、あらびきコショー、七味、超激辛スパイス



八丈島の「麺's club 酒池肉林」の暖簾分け新店。
魚介豚骨がメインらしく、ネット上もほぼ魚豚情報が占めているが、たまたま見つけたこのメニューのビジュアルに衝撃を受けてやって来た。




八丈島ことば「おじゃりやれ」と書かれた入口を入ると、店主さんと女性スタッフが笑顔で迎えてくれる。
週末11時10分着で先客3名。



座るや否や「島海苔を!」と叫びたい気持ちを抑えて、一応卓上メニューに目を通すふりをしてから口頭注文する。
←予習して来たと思われたくないタイプ(笑)




その後メニュー案内にゆっくり目を通していると、5分弱で「お待たせしました」と高台上にそいつが降臨。




■ 島海苔ラーメン
襟巻状に並べられた板海苔が5枚、それを防波堤代わりに山盛りのバラ海苔。
ネット写真で見ていた以上のインパクトだよ。
いやインパクトだけでなく、そのまま口に入れてみるともちろん風味も抜群。
両者の食感はもちろん、テイストも若干異なる感じかな。


慎重にバラ海苔を退けていくと、麺やチャーシューが顔を覗かせる。



スープには既に海苔風味が移って磯感満載。
じんわり魚介を鶏が支えるバランス系っぽく、あっさり系ながら旨味たっぷりで、青ヶ島の「ひんぎゃの塩」を使ったタレ味もジャスト。
「醤油ラーメン」の紹介に「海風しいたけから取ったスープ」と有るので、おそらく同じ清湯を使っているのだろう。




ウェイビーな中細縮れ。
シコモチの多加水食感はラストまでダレない。
島海苔をゴージャスに絡めて啜っていけば、香りは海苔に押され気味だけど、麺味は確り追従して悪くない。




バラ海苔の下にはチャーシュー、平メンマ、ほうれん草、刻みネギ。
チャーシューは香ばしく炙られ、噛めば軟らかく旨味も確りで中々美味しい。
それでも君臨する島海苔に存在感食われっ放しなのは致し方ないだろう。



バラ海苔絡めて板海苔で巻いて、とにかくこんなに贅沢に海苔を食べたのは初めて。

麺や具を食べ終えても、まだまだ浮かんだ海苔を掬いながら完飲必至。
これはラストお茶漬けで締めたら最高だと思った。




■ 感想など
島海苔の飛びっきりの風味を満喫!酒池肉林ならぬ「海苔池海苔林」的なラーメンでした。
このメニューでは海苔のインパクトに押されがちですが、ベースを支える優しい塩ラーメンも十分に美味しいと思います。
スタッフお2人の明る接客で終始居心地よいお店。
いずれ看板メニューの魚介豚骨も試しに来ましょうかね。

ご馳走様でした。
遅ればせながらオープンおめでとうございました㊗️