麺庵 ちとせ @新宿区 〜「油そば チャーシュー+辛味」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺庵 ちとせ
新宿区(曙橋)

 
【メニュー】油そば チャーシュー+辛味
【価格】1020円(チャーシュー追加分220円含む)+20

[訪問時期] 2017年9月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[タレ] 鶏油+醬油ダレ
[麺] 平打ち極太麺(220g位)
[具] チャーシュー、メンマ、刻み葱、辛味、(別)辛味追加分
[卓上] ブラックペッパー



コロナ自粛でご無沙汰していた「ちとせ」さんへ。
早着してポールを確保、定刻20分ほど前から列が伸び始め、開店時には25名近く並んでいた。
飲食店の大半がご苦労される中、コロナ前以上の混雑には驚く。




この日は油そば狙い。
前回食べてから3年半も経っていて、この間にビジュアルもスペックもかなり変わっているようなので、気になっていた。
と思いながらも、並ぶ間に店内から漏れる魚介出汁の匂いに、大好物の塩が猛烈に恋しくなり、我慢するのに苦労。
券売機でつり銭返却レバーを引く前に、なぜか辛味ボタンを押してしまったのだが、久しぶりで興奮して血迷ったとしか思えない。



アクリル板で仕切られたカウンター席最奥へ。
汁そば、油そば、担々麺を同時並行で仕上げる三嶋店主に見入るうちにご対麺。
別皿提供の辛味の量の多さにはマジでビビった。



■ 油そば チャーシュー+辛味
は自家製、きしめんチックな多加水平打ち幅広。
以前の手もみボコピロ系から大きく変わったが、香り高く、ハンパない弾力性とモチモチ感のイケ麺ぶりは健在。
予めタレを絡めるのは止めたようだ。



少し混ぜ合わせるだけで、醤油色に染まった麺を啜る。
タレはブワッと力強い鶏油と、芳醇な醤油のがっぷり四つ。
以前感じた甘酸っぱさは奥に隠れ、その結果、醤油ダレの旨さがダイレクトに伝わるようになった。
油主役からダブル主役、いや麺も含めたトリプル主役の三つ巴戦かな。



トッピングも巻き込んでグリグリ。
青葱上にチョコンと鎮座する辛味ペースト。
これは少量でも威力ありますな😅
デフォでも載ってるなら、追加しなけりゃ良かった💦
チャーシューに塗されたブラペと共に、既に十分な引き締め効果。

チャーシューは肩ロースのローストが5枚。
チャーシューの作り方も、年々変えて来ているが、今のは軟らかく旨味たっぷりで、いかにも上質な肉って感じが満載。
反面、肉肉しいワイルドな食感は、やや影を潜めた。
以前は短冊状にカットされていたが、今はそのままペロン。


麺との一体感は無くなったものの、油と醤油ダレ、麺の三つ巴戦を、むしろチャーシューは一歩離れて見守るべきだろう。
その辺り、三嶋店主は良くお分かりだ。



さて、追加した辛味ペーストを投下するタイミングを見失った💦
そのまま残すのも気が引けるので、勇気を出して1/5ぐらい使ってみた。
もうそれで限界だってば。
口内は大火事❗️瞬時に滲む汗を拭いながら、辛さ>旨味と化した麺をお冷やで流し込んでフィニッシュ。
三嶋さん、辛味ほとんど残してごめんなさい🙇‍♂️
もう2度と背伸びしませんから💦
ご厚意の味玉の甘さが天使のように感じられた。



■ 感想など
辛味投下までの話だが、前回よりブラッシュアップされた油そばを堪能。
正直、醤油の汁そばはさほど好きではないのだが、タレをこうして使われると響きまくる。
そう言えば、ラストは「割りスープっていただけます?」と聞いてみるつもりだったのに、辛さのあまり飛んで忘れてしまった。
自分が魔が刺したので、辛味の苦しみはスコアに反映せず。

​ご馳走様でした。