みっかぼうず @千葉県神崎町 〜「醤油らぁ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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みっかぼうず
千葉県神崎町(下総神崎)


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【メニュー】醤油らぁ麺
【価格】1000円

[訪問時期] 2023年5月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、筍、ネギ
[卓上] なし



「つけそば九六 龍ヶ崎店」から神崎町に移動。
利根川の南、千葉県内なのだが、失礼ながら県民の私もこの店のおかげで初めて知った町。
それどころかナビに「かんざき」とか「かみ」、「しん」などと入れてみても全く行き当たらず、ググッてみたら「こうざき」だった💦
あの「ちゃぶ屋」創業者の森住氏が、金~日の3日間だけ「Indigo Coffee」を間借りして営業されている。
12時ちょうど、入れ替わりで店前駐車場ラスイチにピットイン。




お店の入り口脇には、わざとシャビーに加工した「神崎町 森住 みっかぼうず」の看板が貼られている。




店内は先客15名ほどで、物腰落ち着いた女性スタッフが、駐車場に面したカウンター席に案内してくれた。




麺メニューは「醤油らぁ麺」(お子様用もあり)と「黒中華おゞ油」の2種類で、他にトッピング類や水餃子、皿ワンタン、厚焼き玉子のような一品も用意されている。
更にはコーヒーやスイーツ、アルコール等、「Indigo Coffee」のものと思われるメニューまである。




先ほどの女性にデフォ醤油を口頭注文。
厨房内は森住店主のワンオペらしく、時折り姿が見える。
やや時間がかかり、着席から20分ほどでご対麺。




■ スープ
ふわっと節の香りが先制、すぐに鶏メインの円やかな動物出汁が広がり、余韻手前で煮干しや昆布の旨味がじんわりと絡んでくる。
昆布が確り支える魚介出汁のバランスが実に良い。
カエシは穏やか、というより醤油と塩の中間みたいなイメージで出汁感をグイッと引っ張る。
その味わいも私好み。
初動でいやぁ美味しいなと思ったが、飲むほどに黄金バランスに近づくようで、ラストは感動と共にレンゲが加速、当然完飲まっしぐらだった。



■ 麺
加水やや抑え気味の細ストレート麺。
しなやかでいてハリのある口当たり、クツプツと軽快な咀嚼感があり表情豊か。
「ちゃぶ屋」の「柳麺」のイメージより少し強めのキャラだったが、この麺自体が美味しいし、何よりスープにジャストに嵌まっている感じで見事だった。




■ トッピング
丼一面を覆うバラロールチャーシュー、穂先に近い筍、刻みネギのシンプルな面子。



赤身・脂身のバランス良いチャーシューは軟らかく煮込まれ、今まで出会ったバラロールで最も大きく、最も美味しかった。



凛とした筍もパリシャキな食感、ナチュラルに近い味わいで素晴らしい。



■ 感想など
昆布や煮干しが確り支えるスープは正にビンゴ!
ジャストフィットな麺、シンプルにしてインパクトあるトッピングと、文句なしの美味しさでした。
流行りのラーメンに見え隠れするあざとさがなく、それが感動を大きくするのかな。
最近食べた淡麗醤油ではベスト、最響。
塩派の私も、この醤油なら毎日でも食べたくなります。
行楽ついでに「良い店があるんだよ」などとさり気なく家族でも連れてきたら、きっと株が上がるでしょう。

ご馳走様でした。