次世代の寝台列車を模索するべく、JR東日本が1989年に製造し、横浜博期間中はJR桜木町駅前に展示、その後海浜幕張駅展示を経て、臨時列車に併結され2008年3月まで、主に上野~札幌間を走行していた3両(ダイニングカー・ラウンジカー・デラックススリーパー)の超豪華車両『夢空間』。

そのうちの2両が現在は埼玉県三郷市に昨年9月にオープンしたショッピングパーク『ららぽーと新三郷』の敷地内に展示されているので、引退後初めて同車に会いに行って来ました。

そのうちエコ広場に展示されているのがダイニングカー(展望食堂車)・オシ25-901で、製造が東急車輌製造、内装が東急百貨店。


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テーブル席は、展望部と個室部に分かれている豪華な食堂車。

残念ながら、内部は公開されていません。


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一方、エコフードコートに展示されているのがラウンジカー・オハフ25-901で、製造が富士重工業、内装が松屋。


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車両中央にバーカウンターを配し、自動演奏ピアノやソファー、木目調テーブルを設置している本格的なラウンジカー。

こちらは内部が一般公開されています。


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製造当初は展示目的だった同車がその後実際に営業運行をし、現役引退後再び展示車両となるという珍しい経歴の持ち主の『夢空間』。

再び線路上を走ることは無いでしょうが、かつての優雅な走りに想いを馳せながら、じっくり眺めるのも良いのではないでしょうか?


…と、こんなことをしていた時に、関西本線では一部マナーの悪い「撮り鉄」達が線路敷地内立ち入り事件(敢えて「事件」と言います)を起こしていましたね。


この件に関してはいずれまた触れることにします。