初めて動く藤井財務相を見た | プクッチ劇場

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ギャンブル魂の真実


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 今日、病院にいた時にテレビで初めて動く藤井財務相を見た。


 こんなキャラだったのか、と驚いた。


 まるで誰かが動かしているマリオネットのようだ。


 動きが機械的。


 それも話し方が城南電機の元社長に似ていると思った。


 いじり甲斐のあるキャラだと思ったが、途中で台風情報に切り替わって最後まで藤井答弁を見れなかった。



 先生が子供に諭すような話し方で、こんな面白いキャラならもっと使えば良かったと反省した次第だ。




 さて、ホリエモンだ。


 彼は頭の良い人物だと思う。


 それはこのブログを見てもよくわかるだろう。→ホリエモンブログ


 一応、今は裁判中ということで極論を言うのは避けるが、彼は何かが欠けているようだ。



 ホリエモンの経歴を見てみよう。



 1972年10月29日生まれ。


 東大文学部中退。


 東大の先輩から塾のアルバイトを紹介され、そこで知り合ったメンバーとネット関連会社「オンザエッヂ」を立ち上げる。


 2002年、経営破綻したライブドアを買収し、代表取締役社長CEOへ。


 2004年、ベストジーニスト賞受賞。


 2005年、フジテレビの筆頭株主へ。


 2005年、無所属で参院選立候補、落選。


 2006年、証券取引法違反容疑で逮捕。


 2007年、東京地裁で2年6ヶ月の実刑判決。即日控訴。


 現在も公判中。




             ギャンブル魂の真実



 ホリエモンはフジとの問題で、「想定の範囲内」、という言葉を使って流行語大賞を受賞。


 しかし、今の現実は想定の範囲外だろう。


 何故、想定の範囲外になったのか?


 

 彼は常に表側から物事を見ない。


 裏からも見てるつもりであっても、実はそれは裏じゃなかった、という感じだ。



 実刑2年6ヶ月というのは痛い。


 執行猶予が付くのは精々1年と6ヶ月。


 

 ライブドア財務担当CFOだった宮内亮治が東京地裁で1年8ヶ月の判決が出た時に驚いていたのはその為だろう。


 全面的に警察に協力して、警察側=検察側は執行猶予が付く1年6ヶ月の判決が出るような裏取引というかそんなような約束みたいなものというか、とにかく実刑は出ないよ的誘導をしていたと思うので、警察側もこの判決には驚いたはずだ。


 おいおい、それはないだろう、と訴えた側も訴えられた側も思ったんではないか?


 記憶が定かではないが、自分は当時、宮内はホリエモンを売ることによって執行猶予判決が出るものだと思っていた。


 その後東京高裁で1年2ヶ月の判決が出て、現在はホリエモンと違って綺麗な身である。



 ホリエモンの言動だが、彼は頭が良いから何でもズバズバ、ストレートに勝負を仕掛ける。


 しかし、世の中というのは正しければ良い、というわけでもない。


 そこに触っちゃいけないよ、というアンタッチャブルな物件もある。



 詳しく言うと面倒臭いので、実際に彼が言った言葉を検証してみよう。





 「金で買えない物はない」


 これは言ってみればホリエモンのレベルで、ということになる。


 芸能人やハイソな方達、そうした人達ともお付き合い出来たろうし、表には出さない芸能人ともウッシッシなことがあってこうした発言が出たかもしれない。


 しかし、これ、ホリエモンよりお金持ちの人間から見たら、どう映るか?


 そうした配慮がないから、馬鹿に見える。


 所詮、ホリエモンのお金持ちのレベルっていうのは石油王国の貴族でもあるまいし、たかが知れた金額である。


 このレベルで買えるものと言ったら知れているだろう。


 だからロックフェラーの息が掛かった電通なんかに勝負を仕掛けると痛い目に会う。


 そこは触っちゃいけない、という場所なのに、正しければ良い、という子供のような考え方しかしないからうっちゃりを食らう。


 メディアとネットが融合するとどうなるか?


 CMが必要なくなる。


 そうするとどうなるか?


 国民の洗脳が出来なくなる。


 だからメディアには簡単に仕掛けてはいけないのだ。




 ホリエモンは小泉ー竹中ラインのリーマンとの関係が深かった。


 竹中氏の資金源と言えばリーマンだったからだ。


 必死になって竹中氏が郵貯で米国債を買うべきだ、と言っていたのはこうしたことを知ると、なるほどとわかる。


 リーマンはロックフェラー系。


 どう考えても米国債を買うなんて馬鹿げている。


 例えどんなに金利が付いたとしてもドル自体の価値が下がっていくんだから、デフォルトを食らうか、大損して売り払うしかない。


 世界の富裕層が米国から逃げ出しているというのに、米国債を買うなんて日本のお金を米国に貢いでいるようなものだ。


 しかし、バミューダに持っていた口座はリーマンショックですっからかん。


 竹中氏のやったことはこの先、ひょっとして罪に問われるかもしれない。


 彼が日本から逃げ出したら、そういうことだ。


 彼は米国からも、もう価値のない人間として見捨てられた、ということになる。



 ホリエモンはそうしたことも知っていただろうから、自分は大丈夫、という感覚があったんではないか?


 が、実際に日本を動かしているのは、というか世界を動かしているのはもっと大きな存在である。


 歴史を見れば、どんな正しいことをしたとしても時の権力者にねじ伏せられてしまうだろう。


 一言で言うと裏工作が下手な男だ。




 「憲法が、天皇は日本の象徴である、という言葉から始まるのは物凄く違和感がある」

 「歴代の首相、内閣、議会が変えないのは右翼の人達が怖いから」



 ここにもホリエモンって馬鹿だな~という一面が見える。


 こうした発言をすることによってどういった影響が出るのかがわかっていない。


 そりゃ、若い世代の人達の大半がそう思っているだろう。


 何を隠そう、ホリエモンより年上の自分でさえ、そう思っている。


 法学部出身の自分でさえ、天皇って何なんだろう?と思うことさえある。


 しかし、そこには触っちゃいけないのだ。


 何でって、ホリエモンは自分で考えろ、この馬鹿。


 と、言ってやりたい。


 この問題は自分も怖いので深く掘り下げない。




 「宇宙船に乗って、生物を越えて超人類になるのが夢」

 「今、宇宙で使い物になるのはロシア製でしかない」



 この言葉にホリエモンの真髄が見える。


 彼は子供の頃、漫画オタクだったようだ。


 今は日本の技術もそうとうな物だが、実は宇宙開発においてはロシアのほうが米国より優秀なのだ。


 スペースシャトル計画っていうのは何十人もの死亡者を出していて安全であるとは言い難い。


 しかし、ロシアの宇宙計画でこうした事故というのは聞いたことがない。


 宇宙ステーションにいるのは常にロシア人だ。


 ホリエモンは、何故日本から逃げないの?と聞かれた時、こう言った。


 「自分は宇宙開発をやりたいが、日本にしかない技術がたくさんあるからだ」


 ホリエモン子供シンドロームに益々信憑性が漂ってきた。




 「ライブドアの株式分割で本当にやりたかったのは、どんどん株を細分化させて徹底的に流動性を持たせて、ライブドア株で大根を買えるようにしたかった」



 無邪気もここまで来ると途方に暮れる。


 ホリエモンは無意識なのだろうが、これは犯罪に当たる。


 それも第二通貨を作るというのは国家反逆罪という非常に重い犯罪だ。


 全くこうしたことには無頓着であるから、頭が良いのだろうが、隙がありすぎる。


 多分、自分の能力に酔ってしまっている部分があるのだろう。


 その結果が足元をすくわれるという今の状況だ。


 ホリエモンは金券とか商品券とかいう意味でこうした発言をしたと思うが、金券や商品券とホリエモンの発想は全く別物です。


 何で?って思う人は自分で調べてください。



 ただ勉強だけしていて、正しければそれで良い、というだけならもっと優秀な人物はいっぱいいるはずだ。


 しかし、そうした人物が何故、表に出て来ないのか?


 そうしたことに気がついた時にホリエモンももうちょっとマシになるんではないか?




 真実を追究しろ。


 いや、確かにホリエモンは真実を言っている。


 が、ただストレートに真実を追究しても答えは出ないのだ。


 たまにはカーブやチェンジアップを投げてみろ。


 そうすれば一皮剥けた良いJ・オッサンになれるだろう。


 今のままでは舞台に挙げられた役者と一緒だ。



 サイバーの藤田社長が、ホリエモンの公判が終わったらCTOとして、迎え入れるという話があるらしい。


 彼は有能だし、頭も良い。


 だが、何かが欠けている。


 それは何か?




 自分は真実を追究するための手段が稚拙だと思っている。




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