ユロを語ってメロッチ砲 | プクッチ劇場

プクッチ劇場

ギャンブル魂の真実

 はい、教科書を開いて。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 今日は週末やから、うちのブログはポイントが入らん日や。

 真面目にユロを語ったるで。

 37pを開いて。


 欧州というのは普仏戦争から第一次世界大戦までの約40~50年間、パックス・ブリタニカと呼ばれる平和な時代を過ごしてたんや。

 丁度、英国が世界ナンバー1の国やった時代やな。

 しかし、その後第一次世界大戦に続いて、ロシア革命、ポーランドやハンガリーなどの独立、イタリアのムッソリーニ独裁政権、ドイツのヒットラー独裁政権、スペイン革命などが起こって欧州は没落していくんや。

 そしてインドのガンジー、ベトナムのホー・チ・ミン、中国のチアン・チェシー(蒋介石)・マオ・ツォートン(毛沢東)ら、アジア独立のリーダー達が続々と出てきて、大英帝国を代表とした植民地支配が終焉を迎える時代になってもうたんやで。

 米国の民族自決主義という考え方も台頭してきて、欧州列強に拠る世界支配というのは第二次世界大戦を期に終わってまうんや。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 第二次大戦前には米国を中心とするウェスタン・オフシューツという勢力が台頭してきてやな、米国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの4カ国だけでGDPが西ヨーロッパを上回っていたんや。

 ここで米国が世界の覇権国家になるんかいなと思うとったら、1929年のブラック・マンデーに拠って世界大恐慌が引き起こされるんや。

 米国バブルの崩壊や。

 1930年には米国の失業者は1200万人、ドイツは600万人、イギリスで300万人、という途方もない人数が職にあぶれたんや。

 そこで米国はフランクリン・ルーズベルト大統領のニューディール政策によって、この大恐慌を乗り越えようとしたんやけど、見事に失敗。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 最近まで米国はニューディール政策の効果で復活したという説を採る人が多かったけども、今ではニューディール政策は却って不況を長引かせただけで、米国が真の意味で復活したのは第二次世界大戦に於ける戦争特需によって復活したという考え方が正統なんやで。

 せやから、米国というのは第二次世界大戦を必要としていたんや。

 第一次世界大戦で戦争は儲かるということを知っていたからな。

 ニューディール政策は公共事業に拠る労働者の確保、労働者賃金の値上げ、農産物価格の維持、市民と労働者の権利強化、ということを柱にしていたから、逆に企業の収益は上がらず、経済は行き詰まってまうんや。

 これに対してドイツのヒットラーの採った政策というのは、労働者の賃金の固定、強制労働、政府支出の出動によって経済の自律回復を図ったんや。

 結果的にドイツは30%を超えていた失業率を僅か数年で3%台に引き下げるというパフォーマンスを見せてやな、ドイツ国民は熱狂的にヒットラーを支持するようになるんや。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 鳩山政権が採った政策というのは、ヒットラーの採った政策に近くて、ボケ菅がやってることはニューディール政策に近いものや。

 鳩山政権は最初に無駄な公共工事をやめようとして、政府支出によって経済を復活させようとしたやろ?

 ボケ菅は既得権益に擦り寄るような真似してるから、全く景気が回復せんのや。

 それは民主党が政権を獲る前の自民党も一緒。

 田中角栄が採った公共事業の拡大というのは日本を道路で結んで経済の活性化に結びつけたから効果はあったで。

 しかし、ダムや無駄な高速道路を作り続ける公共工事なんかで景気が良くなるはずはないわ。


 一体、どこからユロを語るつもりですか?と思うた人はこれを押せや。→にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ


 ちょっと、ブレイクタイムや。





 結果的にドイツの復活が第二次世界大戦へと向かってまうんやけどな。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 二つの大戦を経て欧州というのは疲弊しきってもうたんや。

 これじゃ、アカンということでな、散々ケンカしたんやから、もうええやろという考え方が欧州では芽生え始めるんや。

 ヨーロッパ統合の父と呼ばれるジャン・モネは52年にECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)というのを創設するんや。

 これに参加したのは、フランス、西ドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグの6カ国や。

 52年のEDCはフランスが反対して成立せんかったけど、57年にはEEC(欧州経済共同体)が創設されるんや。

 これはもう戦争を欧州ではやらないというローマ条約が元になってるんやで。

 EECをキッカケに新しい機構がドンドン作られていって、58年~65年に懸けて欧州全体の立法が各国の立法よりも優先されるようになったんや。

 しかしやな、この流れを止めたのがフランスのド・ゴール大統領や。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 フランス固有の国益を守るためにヨーロッパ全体の多数決ではなく、全会一致を主張してそれを認めさせてもうたんや。

 これによって70年代に入ると欧州統合のスピードは減速するんやけど、それでも環境・産業・エネルギー分野に於いては欧州連合は拡大を広げて、73年にはイギリス、デンマーク、アイルランドが共同体に加わるんや。

 74年には9カ国首脳会議がEU理事会として正式に発足、79年には各国議会からメンバーが選定されていたEU議会の直接選挙が始まったんや。

 79年に為替レートの体制を規定するEMS(欧州通貨制度)が発足。

 各国の通貨は相互に固定されて、必要に応じて調整するという制度を20年近く続けてユーロという通貨は誕生したんや。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 
 やっとユロの登場ですかと思うた人はプッシュ。→にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ


 まあ、70年代の停滞はあったもののJ・ドロールの登場に拠って欧州の統合は進むんや。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 西ドイツのコール首相、フランスのミッテラン大統領が中心的役割を果たして欧州委員会の委員長ジャック・ドロールは欧州統合の牽引役になるんや。

 82年にローマ条約改定、88年にはEU理事会がドロールにEMU(経済通貨同盟)の作成を要請、92年までに単一市場を実現、ベルリンの壁崩壊に伴って単一通貨への動きが加速。

 91年にマートリヒト条約交渉、92年に条約締結、条約ではイギリスとデンマークは参加をしない選択をする権利を得たものの、他国は99年に単一通貨ユロへの移行に同意。

 この期間にソロスが大英帝国に挑戦し、イタリアも投機筋の攻撃に晒されて92年EMSから離脱。

 スペインのペセタやポルトガルのエスクードも相次ぐ切り下げを余儀なくされ、フランスもフラン防衛のために大量の財政支出を敢行。

 ホンマに統一通貨なんか出来るんか?という楽観主義から懐疑主義へと変わっていくんや。

 こうした中でECBの前身であるEMIが94年に創設されて、95年に通貨名称がユーロに決定。

 98年、EUの首脳は単一通貨ユーロへの最終決定を行い、11カ国が参加メンバーとして定められ、ECBの総裁及び執行機関のメンバーも決定され、ユーロは誕生するんや。



 
            ギャンブル魂の真実


 しかしやで。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 イギリスは宗教的理由やウェスタン・オフシューツとの関係が近いことからユーロには参加せず。

 ユーロの欠点は金融・通貨政策だけが共通で財政政策が独立していること。

 イギリスはそうした点にも不安を覚え慎重になっていたとも言われてるんや。

 結局そうした問題点が浮き彫りになってしもうたのが、今の欧州ソブリンリスクや。

 財政と金融はしばしば一体的に運用される必要性があるんやけども、物価の安定だけを目的としたECBはそうした能力がないんや。

 というか、通貨だけの統合は無理があるんや。

 まだユーロというのは発展途上の状態にあって、政治的にも法律的にも統合されんとアカンわけや。

 マートリヒト条約によってユロ参加国には義務があるんやけども、ギリシャ政府に今、条約の罰則を当て嵌めてまうとギリシャは大変なことになるんや。

 最大でGDPの0.5%を罰金として払わんとアカンのやからな。

 そしてギリシャの危機が何でユロに影響するかというと、CDSのスプレッドがギリシャに引きづられてまうからや。

 ポルトガルもスペインもECOFINから財政赤字削減の勧告を受けてるんやけど、相変わらず景気は上向いてこんわ。

 そうするとどすな、人口が5千万人近いスペインは大国やから、ギリシャ危機程度では済まん状況に陥ってまうんや。

 何といってもドイツ、フランス、イタリアの次に来るユロ圏では大きな国やからな。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 EUの規定では平時はECBや加盟国の中央銀行は国債を購入するという形で直接支援してはアカンということになってるんや。

 しかし、今は平時じゃないという判断がされればEUはギリシャを救うやろ。

 でもやな、何でこんなにユロが乱高下してるかというと、簡単に支援しては後々に続く国が安易に支援してもらえると思うてまうやろ?

 せやから、なんだかんだとEUはガタガタ言うんや。

 そのガタガタによって今のユロは乱高下してると言っても過言ではないわ。

 結果的にギリシャは救済されると思うで。

 しかしやな、ユロの屋台骨が今までのように堅調であるという確信はないわ。

 違う方向でユロが統合に向かうという選択肢もありや。

 それはどんなんか?と言われても今はわからんわ。

 まあ、今のユロは投機の動きに翻弄されてると見てええと思うわ。

 どうなるかはEUの態度次第と言ったところやな。

 松田哲氏の予想が当たるか当たらんかは運次第や。

 普通に考えてユロ円が127円や128円になるとは思えんけどな。

 下がって当然と思うてるわ。


 
              $プクッチ劇場 メロッチ劇場残り4790800円


 まあ、今回言いたかったことはどすな。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 欧州というのは、紆余曲折を経て互いに協力し合う体制を時間を懸けて作ってきたということや。

 日本もこの先、アジアでどうやって生き残っていくかを欧州の歴史から学ばんとアカンで。

 第二次大戦では敵国であったドイツが中心となってユロというのは運営されてるようなものや。

 日本もいつまでもアジアの嫌われ者でおったら、仲間はずれにされてまうわ。

 欧州は人口5億を超す巨大市場を作り上げようとしてるんや。

 これは人口3億の米国市場を凌ぐ規模なんやで。

 しかし、アジアは中国の13億にインドの12億。

 日本の1億2千万とロシアの1億3千万を足せば凄い市場や。

 当然、ASEANも含めばアジアというのは世界のどの市場にも負けない大々市場になるんや。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 こんな目の前に大市場があるのに、いつまでも米国のご機嫌を伺うのは馬鹿馬鹿しいことやで。

 中国の軍事的脅威とか、韓国の経済侵略とかいうような考え方はやめて、お互い協力するようにすればええんや。

 お互い、同じアジア人なんやからな。

 今、日本人がホンマに戦わなアカンのは日本のマスコミやボケ政権や。

 中国や韓国とちゃうと思うで。


 デカ長。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 それじゃあ、王冠ロケットに乗り込んでください。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場


 そうか。

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 今日は週末でポイントの入らん日やからな。

 おどれらのプッシュで押し上げてもらわんと困るで。

 王冠目指して飛んで行くで。


 準備はいいですか?

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 発射5秒前、4、3、2、1、ゴーっ!



 ドンッ!

$プクッチ劇場 メロッチ劇場

 回る~!回るで~!回ってるで~!

 王冠プッシュ頼むで~!



普通のバナー

にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ

アウト用バナー

にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ

にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへ

5月業者比較←見てね

FXプライム当ブログ一押し業者  「為替-オンライントレード-INV@ST」プクッチメイン口座