野球賭博大検証 | 投財堂のドタバタ妄想録

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夢を求め 金を求め彷徨う・・・
市場放浪記、改め・・・・・ドタバタ妄想録。

3月10日 野球賭博
笠原 福田 松本そして・・・高木京介

お気づき頂けただろうか。
全員投手で、しかも全員中途半端な選手である。
先発でもない。
さりとて、大事な局面で起用されるクローザーでもない。
いわゆる、捨て試合に登場する投手である。
確かに高木は、連続負けなしの日本記録を持っているが
言ってみれば、試合展開によるものであり、高木だけの力ではない。
そんな、中継ぎ投手ばかりが野球賭博に係っている。
それはなぜか?

俺の予想はこうだ。

この際、個々人の弱さとか、人間の甘さ・・
などという人間性の問題は脇に置いておこう。
それ以外の理由を考えてみる。
なぜ、野手や先発投手、押さえの投手ではなく
中継ぎ投手ばかりなのか?

それは・・・恐らくだが

ブルペンでの緊張感の無さではないだろうか。

大事な局面で出てくるわけでもなく
どうでもいいような試合でのブルペン
あまりにも緊張感が無さ過ぎる。
そこで・・・横に並んでピッチング練習をするワケだ。
仲介役の笠原投手の隣で福田とか高木が肩慣らしをしている。

「また点を取られたみたいだぞ。この展開だと、そろそろだな」
「ところでさ・・・・お前、麻雀とかやるだろ?」
「好きですね、麻雀」
「金とか賭けてるの?」
「・・・大きな声では言えませんけどね」 
「今度どう?」
「???」
「面白いのがあるよ」

・・・・てな会話が想像される。

もっとも、ブルペン内では詳しい話は出来ないだろう。
ただ、あまりにも緊張感が無いため
試合とは全く関係ない話をする余地は十分にある。
この段階ではブルペンにホールドとかクローザーの投手はいない。
中継ぎだけである。

「じゃあ、試合が終わったら飲みに行こうぜ」

もちろん、そんな話をさせる人間に問題がある。
ほとんどの中継ぎ投手はそうではないと思う。
中継ぎの中でも、油断も隙もあるヤツばかりがそうなるのであろう。

だが、話は出来る。

どちらが勝つかわからない緊迫した試合では、そんな話は出来ない。
だから、4人とも中継ぎ投手なのだ。
これが全てではないだろうが・・・
当たらずと言えども遠からず、ではないだろうか。