アイコンママブロネタ「成長記録」からの投稿



10月も終わりに近づき、
そろそろ、現役生は
国公立医学科の推薦も迫るこの時期。


成績が安定していれば、
親としては地元の医学科推薦を
是非とも決めて欲しいというのが
親心だったりする。


一方お子様の志望は
あくまで旧帝大の
医学部医学科。


志望校の希望が
親と子供それぞれが違う時

どうすればよいかという質問を頂いたので
本日はそれについて私の意見を。

実はスグルも実家のすぐそばに
国公立大学の医学科があった。


私は医学科を目指すならもう
ここにしてほしいと
切実に思ったほどだったが
スグルはあまりに近すぎて
この大学だけは行きたくないと拒否。


もっとも首都圏に近い国公立大学なので
偏差値もそれなりに高い。

たぶん今スグルが在籍する大学より
この医学科の予備校の偏差値は
低く出ている場合もあるが
実際の受験生層は首都圏御三家達が
かなり多いので戦いは激戦だと思える。


スグルの在籍する国公立医学科も
灘校をはじめとする
関西の御三家組も多くいると聞くが
あまりに立地が離れているので
いまひとつその凄さが実感できない。


しかし身近な学校のトップ校が
ひしめき合うと聞くと、
身震いするほど実感が沸くこの不思議さ。

国公立医学科の推薦は
大抵センター試験が課せられるのが普通


スグルの医学科に推薦で入る生徒達は
センター試験9割超えの人達が合格するという
現実を見る時
ある意味、推薦に受かるならば
一般試験でも受かるであろう実力者揃いだと言える。


一方旧帝大医学科を狙う受験生達も
実力は桁外れ。


スグルもコチラを狙ってはいたが
センター試験9割超えならずして
あえなく今の関西地方の医学科に志望変更。


スグルの場合は三浪という
四面楚歌だったので
確実に合格出来るところに出願しての
今がある。


結局、多科目のセンター試験や
2次試験を突破する意欲は
STATUSという面。


旧帝大系の国公立医学科は
偏差値も高いだけではなく
歴史古く、研究費も多く獲得できる
というメリットもあるし
軒並みこれらの大学は偏差値でも
郡を抜く。


しかし素人からこの世界を見る時
天野医師のような例もあるように
最後は実力次第なのかとも思える。


志望校を目指すモチベーションを保つには
まず、親の希望でなく、
子供の意志を尊重するしかないだろう。

推薦入学は現役のみの特権で
(※浪人生可の場合もあり)
結果がダメな場合は
国公立大学の前期日程入学試験、
後期日程入学試験との併願は可能だが
推薦に合格すれば必ず入学しなければならないから
他の大学の受験は諦めるという結果になる。


現役生の特権でもあるが、
反面、受験生の囲い込みのような
意味もある試験。


センター試験という五教科七科目で
90%を超えるということは
考えているよりずっと大変な事なのだ。

国公立医学科においてはまず
第一関門。


誰でもとれて当たり前などといえるのは
相当な猛者達。


まして、旧帝大の医学科一般入試ならば
2次試験も課せられるわけで
まさに浪人をも辞さない覚悟で
臨む試験になるだろう。


それでもその大学に
行きたいという子供の希望ならば
親は黙って尊重するしかないと私は思う。

それが、
子供の人生は子供のものだということだから。

私達は平凡なサラリーマン家庭であり
夫も私もスグルに医師など望んだことはなかった。

スグルの成績ならば、医学科でなければ
現役でいくらでも行けた国公立大学はあったのだ。

しかしスグルは
どうしても医学科に行きたかった。

その選択肢は家庭の事情から
国公立大学の医学科のみ。


それでもスグルはやりたいという。

一度は二浪目で断念させて
人並みの人生を歩ませようと私達は説得したが
スグルはそれを受け入れなかったのだ。

あえて荊棘の道を選び、
結局三浪しての今。


それでも、今のスグルは
自分の意志を貫き
自分の人生は自分で選びとったという自信に
溢れているように私には思える。


だからこれから先、
どんな苦労や試練があっても
それは自分が選びとった道だから
誰にも責任転嫁をすることなく、
歩んでいくことだろう。


嫌々合格して、医師になれたとしても
一生後悔という想いを残すことになることを
考えると、悲しいかな
子供の人生は本人が選びとることを
親は傍観するしかない。


しかしその試練を乗り越えた時
必ず
子供は大きく成長するから。

今、親はそれだけを信じるしかない。

祈るような想いで・・
・。


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