ママブロネタ「育児環境」からの投稿
読者様より。
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我が家は早期教育とは、
ほど遠く息子通塾経験もございません。
(夏休みから通い始めました)
中高一貫校へ通っていますが
医学部を志すとは夢にも思わず、
今頃、右往左往している状態です。
医学部については友和子様のブログで
勉強させて頂いております。
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スグルに早期教育ってどう思う？と
聞いた事がある。
するとスグルはこう。
「早期教育って一言で言えば何よ？
早い話、そういうのにひっかかる親がいるから
そういう産業がなりたつんだよ。
イイカモ
っていうのかな？」（私はイイカモですか
）「でも臨界期っていう
子供が伸びる時期はあるのよ。
林先生だって、優秀な子供は５歳までに
親がなんらかの働きかけを受けた子供達だって
言ってたわ」
「湯川博士も北里柴三郎博士も
母親は三歳から論語の
素読をさせていたって言うし」
「そんなの、普通のことだよ。
論語って孔子が弟子達に
教えを説いたものだろ？
そんなの、子供に絵本を読むのと
変わりないと思うな。」
「公文だって、三歳くらいの子供が
線引っ張ってたり普通にしてたよ。
普通の事を普通にしていれば
いいんじゃない？」
「第一、今の医学科（地方医学科）には
小学校受験した人さえ聞いたことない。
医学科が難しいというけどさ。
あくまで高校で習った範囲を
きちんとこなしていれば
入れる試験なんだよ。
特別な事なんて何もない。」
そう言われてしまうと、
早期教育は一言で言えば
生まれた時から子供との
蜜なコミュニケーションだったと
言えるのかもしれない。
スグルに言われて改めて考えて見る時
結局進路もスグル自身が決めたもの。
その進路への意欲が学力を高めたと
言える。
勉強が出来るという基礎は
学校の授業の理解度が早いという事で
それは育つ過程で、言葉の能力を
高める訓練をしているから。
その部分が
早期教育だったことに尽きる。
そう言われてみると、あの頃早期教育に
一緒だったお子様の中で私の知るかぎりでは
国公立医学科に進学したのはスグルだけ。
薬剤師だった母は子供を医師にしたいと
言っていたが、お子様は結局
医学科へは進学しなかった。
もっと言えば、早期教育組で
国公立大学に進学した人さえ少数派で
一番多い進学先は、
私立大学トップの理系という結果。
最もスグルのように三浪もせず
皆現役で進学したから
進路に関しては
挫折した人は誰もいないというのも
見えてくる事実。
スグルが幼い頃心がけた事は
言語教育と集中力を養うという事で
それは兎にも角にも、好きな事に
没頭させること。
絵本もよみきかせたが
男の子らしく乗り物に特別な関心を
みせていたスグル。
プラレールは部屋中に線路を這わせ
その真中にはミニカーを配置して
それを上から眺めたり横
からのぞきこんだり
その様を観ているだけで
私は飽きなかった。
スグルの表情がくるくる変わる事が
とても興味深く観察していた思いがある。
記憶力は電車の駅名や車の車種で
養ったのではないかと思えるほど。
また夫がスグルを
工事現場に連れて行った時には
重機に異常な関心を示し
いつまでも見ていたよとは
夫の話から。
スグル曰くその時夫はスグルに
重機を運転するには
資格をとらなければならないから
勉強しないとダメだな
と言ったのだという。
それが、幼い子頃は勉強への意欲を
かきたてた。
しかし、どんなに素質を作り上げても、
その学習なり訓練を中断してしまうと
その素質が活かされずに終わってしまう。
学校に入れば、自由に
好きなことだけしていれば
イイ環境ではないことは明白で
日常に定着した当たり前のこととして
勉強を毎日やり、力を伸ばして
受験をのりこえる
これがスグルの考える普通と言うこと。
将来の進路がきまった時にこそ
勉強は自分の未来をつくる為に必要だったと
理解する日がくる。
だから決して早期教育をしなかったから
といって引け目をかんじることなんて無い。
早期教育というのは
勉強に興味をもたせる
ほんのすこしの
きっかけを親は与えただけで
学力は本人の意志と意欲で伸ばして
いくものなのだ。
巷では難関と言われる医学科であっても
決して特別な事が求められるのではない。
センター試験で難問は出ないし
試験範囲はあくまで高校まで。
医学科に合格する人というのは
普通のことを
きちんと確実にこなした人の事だと
現役医学生のスグルが言うのだから・・・。
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