アイコンママブロネタ「仕事&夢」からの投稿




今放映中
NHK連続テレビ小説「マッサン」。

NHK連続テレビ小説 マッサン 上/NHK出版

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大正時代、
日本ではじめて国産ウイスキーを
作った人「亀山雅春」氏の実話。

単身スコットランドに渡り、
この地で知り合った
スコットランド人のエリーを
嫁にした人のドラマでもある。


日本で国産ウイスキーを創るには
当時数々の挫折があった。


昨日は株主が反対して計画が頓挫した話。

株主達が反対した理由は、
マッサンの
ウイスキーに賭ける情熱は理解できるが
商売として考えた時、
現実が見えてないことだった。

会社は夢だけでは成り立たない
成果主義。


成果主義という結果をつきつけられた
夢追い人のマッサンは
会社の決定に心底がっかりし、
もう夢を諦めたほうが良いのかと
自問自答する。


その時、傍らにいた妻エリーは
傷心した夫、マッサンにこう言葉を紡ぐ。

「私は、夢追い人であるあなたと
一緒に生きる。

あなたと一緒なら夢を食べて
生きていける。

だから諦めないで」
 と。

これを観て、思わず
医学科を目指していた時の
スグルと夫との葛藤の日々が重る。


受験当時
夫は株主側の立場で
スグルは夢追い人の雅春だった。


株主側の夫としては、
二浪もして成果のでない息子にたいして
現実を見ろと迫る。


現役の頃から
三度もチャンスがあったのに
それをモノに出来なかった息子に、
もう諦めろと迫った夫。


実際、スグルは
二浪目で医学科への夢を絶たれたのだった。

しかし、夢を絶たれても、
成績開示を見て
あと数点で合格だったコトを知る時
スグルは夢への希望が再燃する。

あの時、私は母として
心からスグルの希望を叶えたかった。

嫌、
希望を叶えられるかはわからないが

進路変更させられても
未だに、医学科へ未練を残すスグルに
もうどんな結果であっても後悔はないという
夢への決着を
つけさせてあげたかった
というのが
本音だったかもしれない。


だから
夫からあと一年というチャンスをもらった
スグルと共に、あの一年に賭けたのは
スグルだけじゃなかった・・・・。

そんなことが、今でもふっとした瞬間に
フラッシュバックする。

夫のように、日々社会に向き合う人は
どうしても
成果主義になり、結果しか見ない。

その見方は子供に対しても同じこと。

努力や過程が大事だと
頭ではわかっていても
会社では日々評価がつきもの。

いくら努力しても
成果や結果に結びつかなければ
認められない世界で生きる人達
だから
ある意味、
しょうがないと言えるのかもしれない。

そんな世の中で
子供のことを盲目に信じられるのが
母親の役目。


スグルが夢に向かって
あと一年 精一杯頑張っているのだから
その努力は決して無駄にはならない。
たとえ今回結果がでなくても

将来必ず何らかのカタチで実を結ぶはず・・・。

私はあの時、固く信じたのだった。

もちろん、スグルの為には
彼の望む道へ進ませてあげたいのは
山々だったが、
もう結果はもうどうでもよかった。

この一年、
スグルが本気を出したのなら
その結果がどうであってもいい。


彼がこれから生きていく人生において
この一年のチャンスで決着をつけ
後悔なく
生きていけるのならそれでよかった。

受験前になると、
親のほうが不安になって
オロオロしてしまうことがよくある。


中学受験の頃はまさに私がコレだった。

挙句、その結果に打ちひしがれたのも
スグルより私のほうであったという
未熟さ。


しかしこの時期、
母親が最も求められるのは
どんなことにも動揺しないという覚悟。


成果や結果だけでなく、
子供の努力している道のりを
認められるのは
傍らにいる母
であり
それこそが家庭の役割なのだ。

どんな結果でも成果でも
夢に向かって
努力したあなたは素晴らしい
それでいいという覚悟を母が持つ時

子供は自分の道を
安心して目指していける。


微動だにしない母の態度と
変わらぬ笑顔

受験生である子供にとって
何よりの応援なのだ。

母はその覚悟を胸に刻んで・・・。


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