アイコンママブロネタ「ママの悩み」からの投稿



働くママ様より。サンダル

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中学受験は親が9割と言われますが
具体的に教えて下さい。
仕事を持つ母は中学受験はムリですか?


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私の周りには、
子供を中学受験させる上において
フルタイムで働いていた母はいなかった。

私も社会にでるようになったのは
子供達が中学生になってから。

中学受験というのは
自我の目覚めていない子供を親が誘導する
受験だと思ってい
る。

一人で勉強できなくてはダメだと
よく言われるが、
この時期はまだまだ親が
関わりあわなくてはならない時期。


将来の夢は医師や弁護士になりたいから
などと
子供は大義名分を言うものの

たぶん、この時期、中学受験の勉強が
その夢にどう具体的につながっているのか
わかっている子供のほうが少ない

と私は思っている。

子供が勉強するのは
「親が喜ぶから」というのが
この時期の子供の勉強動機ではないかと

思っているくらい。

勉強してテストで良い点数を取ると親が喜ぶ。

次も親の喜ぶ顔がみたいからさらに勉強する。

成績が上がればさらに親は喜ぶ。

子供は将来を見ているのではなく
親の喜ぶ姿がすべてなのだ
いってもいいほど。


中学受験をするにあたって
親がするべきことは山ほどある。


①膨大な量のやり終えたプリントの科目別整理。

②テストの出来なかった部分の総復習。

③夜の勉強の為のお弁当の用意。

④塾への送迎。(夜遅く帰ってくるから)


しかし本当に
中学受験において大切なのは
小学校の勉強部分を
完全にマスターすること
にある。


公立小学校から
公立中学に進学する際には
テストなどないから、
小学校での勉強に穴があっても
そのまますんなり進級できる。


しかし中学受験をするには
小学校の範囲を深く理解することは不可欠。

小学校での基礎ができていない為に
中学からの数学についていけないということは
ままあること。

中学受験は親と塾が
小学校の勉強をしっかり身につけさせて、
中学での勉強に備える準備を
することに
あると私は思っている。

それを教えて頂いたのは
実は娘の
私立小学校の
先生から。

娘の私立小学校は、付属校とはいえ
中学受験組は御三家レベルのお子様達が
入学してくる学校だった。


だからおのずと進級も
その生徒達のレベルにあわせ
中学受験用の問題集をやらされ、
進級テストがあった。


進級テストは中学受験より少し前の
正月明けに行われる。

その為、小学校6年生最後の冬は
正月返上で
娘と二人で中学受験用の勉強をした。

この勉強をするにあたり、
私立小学校の先生は親達にこう。

「中学受験は小学校の勉強の総復習だと
捉えてください。
小学校の教科内容は中学・高校で習う学習の
最も基礎になる部分なのです。
これをおろそかにすることは
中学にすすんでからの学力の伸びに
大きな影響を与えます。」


「お子様の弱点はお母様がいちばんよく
わかっていることだろうと思います。
親が小学校の勉強の弱点を補強し
小学校での勉強を
しっかりと身につけさせて下さい。」


娘は塾に通うことなく
私と二人で中学受験用の勉強を乗り切った。

スグルほど過酷な勉強をすることは無かったが
小学校の勉強を深く理解させるという事は
中学受験の大切な核心であると今でも思っている。


塾はその為に利用するものであり、
わからないことを
塾の先生に質問するべきところ。


そしてその理解が確実かどうかが
塾でのテストなのだという位置づけ。


だからこそ、塾に通わせるにしても
その為の準備がとても重要になる。


その点、スグルの塾は宿題が無い代わりに
毎日子供を通わせて勉強をさせる塾だった。

親である私が関わる時間がほとんど無かった。

その為、
テストの復習くらいしか出来ず
今思えば志望校の過去問すら
塾でやらせますから
家ではやらないようにと言われ、


そのまま受け取ってしまったというのが
大きな反省点。

塾まかせにするのではなく、
親が責任をもって
できることをしていく
というのが
中学受験においての核心部分。


問題を解かせ、
間違った部分はわかるまで
何度も解きなおしをさせて
六年間の教科内容を
しっかりと身につけさせる。


その為には家においても
すぐ勉強に入るという習慣付けも必要。

自分の勉強机では
勉強以外の事はさせない
という習慣。


我が家では、勉強机で
おやつをたべさせたり
おもちゃで遊ばせたりしないことを
習慣にした。


これはドクター中松氏の本を読んだ際、
勉強する部屋、遊ぶ部屋、が
別になっていたという中松氏母の知恵を
読んだ時に参考にしたもの。

家庭で勉強の習慣や生活態度をつける事は
あくまで親の役目
であり
塾だけではどうにもならない部分でもある。

だからこそ、すべて塾任せではダメなのだ。

働く母は仕事に全勢力を注ぐから
家庭に帰ってきてから、
子供に全勢力を注ぐのは
並大抵ではないと思う。


しかし 一方では、
子供の教育に全勢力を傾けている
家庭のお子様と受験するのだと
いうことを心に刻んでほしい。


中学受験は
自我の目覚めていない子供を
どう親が導くか

すべてがかかっているという
受験なのだということを

どうかお忘れなきよう・・・・。


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