アイコンママブロネタ「学校のこと」からの投稿




最近、会社の同僚達とのお昼の話題は

「今年の恵方巻きどんなのにする?」

今の恵方巻きは、海鮮はもちろん、
アボガド入りだったり
バラエティーに富む品揃え。

因みに2015年の恵方は

「西南西やや西」。

そんな話題の中思わず私。

「昔、この恵方巻き、涙ながらに食べたわ~。

毎年訪れる2月3日は
スグルが私立中学受験の
第一志望の受験に敗れた日だった。

今から数十年前は、まだ首都圏では
恵方巻がチラホラ流行り始めた頃

私の母が買ってきた
この恵方巻きなる縁起物
味もわからず食べた事を
昨日のように思い出す。

今、TV界で活躍している
精神科医の名越康文氏。

名越氏もかつて、
中学受験で敗れた一人だったという。

そしてこんな告白も。

「僕の母方が、医者の家系なんです。
僕にはどうしても医者になって欲しかったようで、
期待の大きさは感じていましたね。

だから、東大寺学園を落ち、
大阪星光学院でも落ちこぼれた僕は、
夫婦喧嘩の原因になっていました。」



中学受験に限らず、子供の受験の失敗で一番の問題は
むしろ親の方だと私は思う。

両親が教育熱心すぎると、子供を追い詰めやすい。

そして、教育熱心な母達は
知人の御子様達が有名中学に合格した話を聞くと、
どうしても心の中では

「あぁ、負けた・・・。」

と感じてしまう。

その気持ちを消化できない自分がいて、
子供につい

「どうしてできなかったの?」

と、問い詰めてしまうことも・・・。


この時期、
女として、母としての成功は
子供の(中学)受験だと思い込んでしまう事。


なにを隠そう、私もそうだったから、
その気持ちは手にとるように分かる。

私立小学校という
教育熱心な母達の中で
私はひとり落ちこぼれた母だと
勝手に思ってしまっていたのだった。

更に、親としても子育てに
自信をなくしてしまう事こそが
一番の問題なのだと思う。


しかし、それではいけない。

国公立医学科に合格してくる顔ぶれは
往々にして、
私立中高一貫校の上位校の面々達。

その中でも上位を維持した
生徒達がほとんど。


先日のYahooニュースではこんな記事。

中高一貫校圧勝!
医学部に強い高校ランキング20


~受験生の資格志向が続いている。
その究極が医学部(医学科)だ。
特に学費が私立大の平均のおよそ10分の1で済む
国公立大の人気
が高く、
東大や京大の理系学部と遜色ない難易度
になっている。~


そんな現実の中
私立中堅校から国公立医学科を目指すのなら
ご縁のあった学校でトップ集団に入る事。
(トップ10位が目安)

私はスグルが私立の中堅校ではあったが、
その学校の中で選抜クラスという
トップ集団にいた事だけが、
今思えば大きな心の支えであった。


そして、スグル本人でさえ、
その事が後にまでずっと
自分は勉強が出来ないと思った事が無いと言う程の
自信
になっていた事を知る。


だからこそ、
第一志望の中学受験に敗れた母達に言いたいのは
ご縁を頂いた学校の良さを見つけ、
子供と共にその学校での生活を
謳歌してほしいという事。


私は、最後まで、
私立の中堅校で楽しめなかった事を
今でも少し後悔している。

自分の今いる立場を受け入れ、
その環境を謳歌していた
私立中堅校・選抜クラスの御子様はその後、
皆、後に一流大学や国公立医学科へ進学していった。


それは、多分
私立中学御三家組にも引けをとらない程だった。

その影には、その母なりの
葛藤や努力があったに違いないが
そんな苦労などおくびにも出さずに、
彼女達は明るかったのだ。


母の笑顔程、
子供を元気にするものは無いと私は思っている。


なぜ、母の笑顔が大切なのか?

それは子供が安心して
まず自分の存在を受け入れられるからなのだ。

子供は、自分は親から大切に思われているという
自尊感情が
将来子供達が自分自身の人生を歩む上において
大きな支えとなる。

長男の和田秀樹氏を灘校に入れたが、
次男は灘校の中学受験に敗れたという
和田秀樹氏の母、和田寿栄子さんは
こう語る。


『たとえ、中学受験で失敗しても

「これがゴールではないのだから、大学受験で頑張ろう」
という発想もできるでしょう。

中学受験では挽回するのは無理でも、
学歴の勝負は大学なのですから、
しょんぼりする必要はありません。

第一志望ではなかった中学や高校に入っても
大学で一流校に入れば
一挙に挽回出来るのです。


逆に中学で名門校に入っても、そこで油断してしまい
三流大学に進むのとでは、
人生がぜんぜん違ってくるはずです。

中学受験だって、勝者がいれば、敗者がいるわけです。

そこで気持ちが折れてしまっては、
12年間の子育てがうまくいっていたとはいえません・・・・。』


                                

子供の能力を伸ばし、一流校へ導く秘訣。

または、才能を伸ばす秘訣。
それは親の愛情なのである。

どれだけ、子供の身になって思いやれるか?

子供の気持ちを察する事ができるか?

子供に安心感を与えられるか?

それが、分かっている親が実は子供の能力や才能を
最大限に伸ばす事が出来るのである。


たぶん、これらの事を総括したものを
『親力』というのではないだろうか?

『親力(母親力)』こそが、子供の能力を伸ばし
一流校へ導く原動力となるのである。

親の愛情が一糸乱れなければ、
子供は受験の失敗など、どうって事はない。


いくらでも、その後の人生は挽回可能なのであり、
少々の失敗でさえも人生の糧にして
前を向いて堂々と人生を歩んで行けるのである。


同時に親として、受験の情報は常にさぐりながらも
子供から目と心さえ離さなければ
子供達は自分で自分の道を決めていくだろう。

だからこそ
中学受験に敗れた母達よ。
心してほしい。

弱冠12歳の子供。
人生、本当の勝負は
むしろこれからなのだと。


人生において甘かった私でさえ、
この試練を乗り越えられたのだ。

あなたなら、きっと大丈夫!

私立中学受験で
子供の人生なんか決まらないのだと

決意を新たに、前を向いて☆

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