★二次試験に立ち向かうあなたへ。～本当に勝つ事とは？～

ママブロネタ「仕事＆夢」からの投稿

人生において、
理想的な勝ち方というのがあるという。

それは

『自分のやり方で結果が出せたという
　　　　　　　　主体性を持ちながら勝つ』

という勝ち方。

この事を知っていると、
たとえ本番での結果がどうであれ
その後の長い人生を送る中で
人として成功するスキルを養える。

たとえばオリンピック。

スポーツというのは結果がすべてな世界だが
誰もが知る通り、
金メダルに輝くのは一人だけ。

多くの選手がその一人を目指し、
必死に努力するスキルを身に付けるが、
これが後に人生を送る上において
役に立つとは
オリンピック・メンタルトレーナーの言葉。

また、本当に自分の実力を出す為には

『いざという本番で、丁度良い緊張感を保つこと。』

更に、勝つ為のモチベーションを保つ為には
常に哲学を持つ事だとも。

たとえば、オリンピック最年長で
銀メダルに輝いた葛西選手。

彼の競技人生においてのモチベーションは二つ。

一つは妹が病気で、妹の為にメダルを取る。

そしてもう一つは

かつて怪我の為に
オリンピック選考に漏れた時の屈辱という
怒りのエネルギーだったという。

人が苛酷な練習にも耐えられるのは、
この人生哲学を持つ事が
最も必要で、

分かりやすく言えば、

『何故、自分はこれをしつづけるのか？』

『一生懸命になる理由』

を常に自分に問い続ける事が最大の秘訣。

その問いがある人だと、
後々の人生において

自分に責任をもって
生きていけるスキルになるという。

かつて、ソチオリンピック、

浅田真央選手。

前日のSP１６位は
誰もが、息を飲んだ事を思い出す。

日本中が彼女にメダルの期待をしていたのに
本番オリンピックで
まさかの１６位からのスタート。

浅田真央選手は二日目のフリーは
どうなるのだろう？

あの状態から、彼女は二日目のフリーを
どう臨むのだろうかと
誰しも不安に思ったものだった。

日本中の期待の中、
今の彼女の気持ちを考える時
もうこのまま、逃げたくなっても不思議ではない
状態なのではなかろうか・・・・？

正直、次の彼女の演技を見るのが
私は怖かった。

しかし二日目本番。

彼女の演技は圧巻だった。

ＳＰ１６位という出遅れで
メダルは絶望的な中でも
強気で攻めに攻めた。

転倒が続いていたトリプルアクセルを、
渾身の力を振り絞って決め
一気に勢いに乗った。

そして彼女は着氷し続けた。

前日の事が嘘のように、浅田真央選手の演技は
気迫さえ感じられた程。

それはたぶん本人が
一番満足のいく演技だったのだろう。

彼女が演技を終え泣き崩れた瞬間

それを見ていた観客のだれもが
圧倒され、心打たれた瞬間だった。

総立ちの観客からは
温かい拍手が鳴り止まなかった。

前日の彼女の出来から
一日で復活したその精神力に、

観客の誰もが惜しみなき拍手を
送ったのだ。

そんな浅田真央選手の演技を思い出す時

明日、２５日。

国公立医学科を目指す
受験生達に想いを馳せる。

今年のセンター試験は国語易化で
理系の平均点は大幅にアップした。

しかしその影では
去年の国語で失敗した浪人生は今年こそと
対策を万全にしたはずだったのに

今年もセンター試験で貯金をつくる事ができず
今年も二次へ突入するというメッセージ。

また、スベリドメが止めにならず、それでも
果敢に最後の国公立医学科に
勝負を賭けます。というメッセージ。

スグルと共に
三浪という風雪に耐えた月日
があるからこそ

一人ひとり、受験生達の努力と苦労が
身に沁みてわかるから。

明日、２５日は
２次試験に
全力で悔いなく挑んで欲しいと
願うばかり。

ここまで来たならもうあとは
いままでの努力を信じて
達成感と充実感

そして

やりきったという思いで
試験を終えて欲しいと思う。

受験生の本当のゴールは

「自分にしか出来ない、自分の人生を、
　自分の最大限の力で全うする」
という事。

大丈夫！

今まで努力を積み重ねた
あなたなら。

前だけを見つめて、答案用紙に全力で
強気で立ち向かって！

国公立大学、受験生の皆様。

二次試験のご健闘
心より応援しております☆