アイコンママブロネタ「学校のこと」からの投稿


本日は、
将来、国公立医学科進学を考える方へ
学校選びで注目する点として

『現役合格率』・『落ちこぼれ率』・『予備校率(浪人率)』
を取り上げてみたい。



◆「現役合格率」


よくみられるのは
国公立大学医学科合格人数で評価。

しかし実際は国公立大学医学科合格者数を見る際には、
必ず卒業生数を見ておきたい。

なぜなら、卒業生数が分かると、
単純に合格者数が多くても、
1学年が504人のような
大規模校だという事が一目で分かる。

また、国公立大学医学科に強いと
専らの定評ある「東海高校」。

こちらも、421人と
「灘」「東大寺」に比べて
約二倍の生徒数が在籍している事がわかる。

これらを考慮にいれると、
ただ単に合格者数だけを見て、判断するのは早計。

賢い親ならば、卒業生人数に対しての合格者数の割合
きちんと把握しておく事が大切。

 
◆「落ちこぼれ率」



また、この卒業生数がわかると、
一方で「落ちこぼれ率」という存在
浮かび上がってくる。

これら国公立大学医学科に強いと言われている高校で
その他の生徒達はいったいどこの大学へ進学しているのか?
そのデータが分かるのが、

各、高校よりHPで公開されている進学先状況を見ること。


「落ちこぼれ率」を見るポイントは、
難関校でも、比較的下位の大学に
どれ位数が入学しているか

というネガティブ情報を探る事!


塾や予備校のように、
~お薦めポイント!~ばかり見てしまうと
難関校に入っても
常にトップ集団にいる事ができれば
それに越した事はないが

落ちこぼれた時はどうなのか?

という事が予想出来るのである。




◆「予備校率」


最後に予備校率。

これは私立一貫校を卒業後、難関大学に合格した人数で
所謂、浪人生人数。

浪人生というのは、学校力ではなく、
「予備校」に難関大学実績を
伸ばしてもらったという事
なのだ。

これらを見誤ると、難関校に合格すれば
誰でもそれに続く、難関大学へ行けると
思ってしまう事はなくなるハズ。


スグル曰く
難関校というのは
トップ層と下位層の差が少ない。


それに比べて
中堅校はトップ層と下位層の差が
著しいのが特徴
なのだという。


中学受験塾というのは、
二番手の学校に上位で合格させても、
その塾の宣伝にはならない。



だから、ビリや補欠でもいいから
トップ御三家に入れたほうが
宣伝となり世間にPR
できるし
塾として営業するメリットが
大きいと思っているフシがある。



少しでも偏差値や知名度の高い学校に
いれる事が大事になる。



また親のほうも
「御三家●人」という
実績を頼りに塾選びをしがち。



しかし正直に言ってしまえば、
トップ御三家でビリであったら、
東大、国公立大学医学科どころが、
私立中堅大学でさえ、
現役合格できない可能性が高い。



負けん気の強い子供で、
ビリからでも這い上がるという
子供なら伸びる
かもしれないが

そうでなければ、
落ちこぼれの一途をたどり、
潰されかねないのが現状。



私立一貫校選びでは、学校そのものの特性を

「現役合格率」「落ちこぼれ率」「予備校率」など、

様々な角度から検証し、
自分の子供の本質をどこまで親が観察しているか?
理解しているか?を含めて

親が積極的に選ぶようにしてほしい。



中高一貫校選びは塾まかせではなく、
あくまでも親の責任なのだ。


御三家に次ぐ二番手校である
私立中堅校にスグルは通ったが
私立中堅校のトップ層というのは、
御三家トップ層と同じ程度の実力の持ち主達。



スグルの在籍した
私立中堅校で常にトップを走りその後

難関である国公立大医学科へ
現役合格を果たした子供の母親


私立中堅校のみだけを考えて受験し、
この学校ならば
自分の子供は苦労なくトップにいられる事を確信して
入学させていた。



当時の私は、その選択肢に驚いたのだが、
それは間違ってはいなかった。



これから、私立一貫校を目指そうと
思っている方達は是非、
そのあたりを考慮に入れて、

自分の子供の可能性を一番伸ばせる
学校選びをしてほしいと思う。


けっして、塾まかせや
受験情報誌の「ポジティブ情報」のみならず

裏の「ネガティブ情報」
考慮に入れて欲しい。


あなたの御子様を良く知り、
一番に子供の可能性を伸ばせるのは

親であるあなた自身なのだから・・・
・。



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