あれから一週間。
いままであたりまえに過ごしていた日常が、とても恵まれていたものだと実感した。


電気のない生活

水のない生活

ガスのない生活


いままで経験したことのない生活を、この一週間で経験しました。
自分の身に起こるとは思ってなかった災害。


家族や友人を亡くしたひとも現実から逃げちゃだめだ
生きてることには意味がある
大切なひとを亡くしてもそのひとの分まで生きぬくこと


この震災で生き残った人々はきっといろいろな大切さ、ありがたさに気付いたと思う。
今後の生活での価値観も良い方向に変わったはず。
オレもいろいろ変われた。


ありがとう。


深刻な状況にいるひとも、周りに対する感謝の気持ちを忘れないでほしい。
なんで電気が早く通らないんだよってイライラするより、
電気工事のひともみんな復旧できるようにがんばってるんだありがとうって


水や食料や薬とかの物資がなくて早くなんとかしろってイライラするより、
救助しようとがんばってくれてるひとがたくさんいる、物資を届けたくてもガソリンがなくて届けられない、ガソリン屋さんもなんとか供給できるようにがんばってくれてる、みんながんばってくれてありがとうって


福島原発の周辺地域にいる人も、なんでここなんだよちくしょーって思うだろうけど、
福島原発の内部で働いているひと、自衛隊のヘリや放水車で放水してくれた隊員、みんな放射能を浴びることを覚悟で住民を守ろうとしてくれてます。住民が最小限の被害で済むように放射能を浴びることを知ってて仕事してくれてありがとうって


感謝の気持ちを忘れないでほしい。
みんなにありがとうの気持ちを持っていてほしい。


PS※東芝の原発関連で働いているオレの弟が、地震直後から実家に避難してたんだけど招集されてこれから福島原発に行くらしい。いま原発の中で働いているひとが疲労で大変だから交代しなきゃならないから行かなきゃ。って放射能を浴びることをわかってて現地へ向かう。無事で居てくれることを願う。