昨日も22時過ぎまで某高校生の子共達の研ぎ講習でした(⌒‐⌒)
最近気がつくとこんな時間になっています(^_^;)
初めて来た子もいて、少し気合入った講習でしたd(⌒ー⌒)!
まだ包丁を酷く壊すうちに来てくれたのでよかったとホッとします(;^_^A
残念ながら今まで当店に来る子供達で、まともに研げている子はいませんでした。
切れるようにはできていても、研げていないのです。
僕はこの差は大きいと考えています。
基本を知らず、ただただ砥石に包丁を擦ることを切れるようにしていると表現しています。
ただ切れるようにすることだけを目的に研ぐと、刃物は歪み、よい切れ味がでなかったり、欠けやすかったりします。
逆に基本を知り、最小の研ぎ量で痛めず最大の切れ味を出してあげることを「研ぎ」と言っています。
包丁の見方がわかり、研ぎのゴールがわかっているで、必要な分しか削りません。
ですからほとんど減ることなく、よい切れ味をすぐに出せるのです。
もちろん「研ぎ」ができていれば、新品と形は変わらずそのまま減って、最後の最後まで使えると思います。
もちろん子共達には「研ぎ」を教えています。
ですが、中には研ぎが上手くできないと悔しがる子がいるんです(^_^;)
かなり上手いんですよ!
切れ味もかなり鋭い。
絶対に誰がつかっても驚くレベルの切れ味だと思います。
しかし僕のような切れ味にならないと言うのです( ̄▽ ̄;)
確かに通って1年になる子ですから、ジレンマに思う部分があるのかもしれませんね。
でもマンツーマンで研いで見せたり、コツを伝えたりしているとはいえ、そんなにすぐに上手くなられた日には僕も立ち直れません(笑)
実はいつもこの差が見えるとちょっとホッとします( ̄▽ ̄;)
社会に出る前に研ぎができるようになってほしいと思って指導していますが、追い付かれたらどうしようといつも不安なんですよね(^_^;)
しかし、確かにとても小さく、あるかないかわからないくらいの小刃にお互いが研いでも、切れ方が変わります。
本当に少しの違いなんですが、切れ方が違うのです。
「何が違うの?」と言われても、正確にわかりませんσ(^_^;)
おそらく刃先が丸いか、シャープかの違いなのでしょうが、同じ砥石で同じように研いでも切れ味は違うのです。
その違いが技術と言われるものなのかもしれませんね。
今後も子供達にとっていつまでも越えることのできない壁で居続けられるようにがんばらないといけないですね(^_^;)
子供達はスポンジのように吸収がいいので、追い付かれないようにするにはかなり必死ですが( ̄▽ ̄;)
明日からもがんばって研ぎの技術に磨きをかけます(>_<)
さぁ明日もがんばるぞ!