お客様が有名な方が書かれていますブログに当店の庖丁の掲載依頼をされ、載せていただいたのです!
手前板前男前様ブログ
中でもお褒めいただき、本当に刃物屋冥利に尽きます。
今回いただきました庖丁の製作依頼は本当に勉強をさせていただきました。
お客様と相談し、どこまでお客様の求めるものを作れるのか不安いっぱいでしたが、依頼した職人に非常に良い出来の漆の柄を仕上げていただきました(^_^)
月山Facebookページに紹介しています。
しかし問題はそのあとでした^^;
お客様からはじめにいただきました依頼内容に「研ぎは月山スペシャルで」とあったのです(>人<;)
今回漆の柄が出来上がってから研ぎをしたのですが、先に研ぎをすればよかったと深く後悔しました>_<
柄を汚さないか心配で、また上手く仕上げるのことができるか心配だったからです。
ご存知の方も多いかと思いますが、庖丁は凹みが多く形も歪みがあるため、約15時間の研ぎ時間をかけてそれらをできる限り修正しました。
切り刃は内曇、糸刃は中山戸前で仕上げさせていただきましたが、無駄に減らさず使えるギリギリまで研がせていただきました。
お客様には本当にお喜びいただけ、よかったです(≧∇≦)
いつも感じますが、私の研ぎ人生は良い具合に壁がやってきます。
今の自分では少し乗り越えることが難しい壁です。
不安がいっぱいで、やはり登り始めるとみると困難なのですが、がんばって登ったったときの達成感は何とも言えないものです。
今回は新しい挑戦もあり、今まで感じることがなかった砥石と庖丁の相性での仕上がりの違いを知ることができ、学びがとても多かったと感じています。
このような難しく感じる仕事をしているとお客様に育てていただいているのだと実感しますね!
当店で依頼をしていただき、本当に感謝でいっぱいですm(_ _)m
またがんばって喜んでいただける庖丁を作り、研いで、お客様の求めるものを作っていきたいと思います^_^
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m