ブログ書かない宣言したくせに、書いてます。
なんて弱いんだ、自分。
いやいや、昨日のライブで、あまりに不完全燃焼してしまって、
しかも、その原因が自分の読みの甘さだったことで、
もう、すんごく悔しくて。
一晩寝たけど、
やっぱり悔しくて。
なうで呟いたように、
それなりの熱気の中で、
それなりに身体を動かしたので、
冷房病の症状は和らいだものの・・・・、
思いっきり楽しめなかった自分も、
やはり、そこに居続けてたのも事実で・・・。(T_T)
頭のなかで、ぐるぐると、その不満が文章化してきてしまって、
「腹ふくるるるわざ」になってしまって、
もう、どこかで叫ぶしかない。
でも、家族(夫)には言えないじゃん。
「じゃあ、もう行かなければいいじゃん。
家族の時間を奪ってまで、行く価値ないってことでしょ?」って言われて
さらに凹んでしまうもの。
もちろんね、ライブそのものは良かった。
会場も、文句ない。
選曲だって、ツボ入りまくり!!!
私みたいな、オールドファンを大切にしてくれてる選曲に、
涙が出たよ。
昨日行ったのは、このライブ。
開くと、ノリの良い代表曲がBGMとして流れますよ。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/matt-bianco/
過去のライブ映像もあった。
最初に流れる曲は、私が死ぬほど好きなヤツ・・・о(ж>▽<)y ☆
http://youtu.be/d0rX9prqk64
これはマット・ビアンコといって、
1984から活動しているイギリスのバンド。
ラテン、ソウル、ジャズ、フュージョン、
いろんなテイストのいいとこ取り!って感じの
オシャレでダンサブルな曲を発表し続けてるユニットです。
音楽評論家の吉岡正晴さんのご紹介がGOODだったなあ。
「ラテン系ポップ・パーティー・バンド。誰でも踊れるパーティー・ミュージック」って書いてくれてます。
http://blog.soulsearchin.com/archives/002265.html
マット・ビアンコのFBなんて、
ライブ動画も貼り付けてあるよ。
日本語のライナーノートも全文載ってるし。
公式HPからリンクされてるから本物なんだろうね。
https://www.facebook.com/pages/Matt-Bianco/138887562915441?ref=profile
この公式HPでは、ノリが良いというよりは、静かな夜向けの大人な雰囲気の曲が流れます。
HP開いて、いきなり大音響でダンサブルな曲が流れちゃったら、心の準備のできてない人はビックリしちゃうよね、っていう配慮と余裕を感じます。
去年(いや、一昨年か?記憶が定かじゃない)のライブでは、
ムスメを家で一人留守番させておくのが心配で、
ギリギリまで家で一緒にいたため、
私の乗ったタクシーが会場のブルーノートに横付けされたときは、
既に、ライブは始まっていた。
私は一番後ろの席に案内され、ワインを1杯注文すると、
そのまま、座ることなく踊り始めた。
ところで、
なんで誰も踊ってないの?
こんなノリの良い曲なのに。
ワインを運んできたスタッフに尋ねてみた。
「今のは、何曲めですか?」
「まだ1曲めですよ」とニッコリ。
基本的に、全席がテーブル席という会場だ。
彼らが始めて日本に来たときは、
数日前に床が抜けたという噂のあった、川崎のおんぼろライブハウス。
もちろん、オールスタンディング。
あの頃20代だったろうか?私は。
世の中は景気が良く、
尋常でない仕事量をこなしていた私には、使い切れないほどの残業手当が出ていて、
さらに資格手当ても潤沢に貰っていた時代。
余ったお金に物を言わせ、
土日ONLYのダイビングスクールに通っていた頃だ。
そこで知り合った男の子と、そのライブに行ったんだったなあ。
そうだ、このライブに行って一ヶ月もたたないうちに、
私はぎっくり腰になり、
結局、とったばかりのライセンスも、
予約していた初ダイビングのツアーも、
全部、おじゃんにしてしまった。
買い揃えた器材、しめてウン十万、
一度も潮水に浸からないまま、お蔵入り・・・・。
なんてこったい、恐ろしい昔語りモードだぞ、これは。
あの頃、マット・ビアンコは活動開始して5年目くらい。
ファンも、まだまだ若かった。
ガンガンに踊って、それでもエネルギーを持て余し、
ライブハウスの入り口あたりでたむろしていたら、
見上げた通路上に、マークたちの姿。
「マークぅぅぅぅl!!!!!!!」
皆で一斉に叫んだ。
マークは、それに応えて片手を振ってくれた。
それは、
彼が日本のファンに対して、
初めて心を開いた瞬間だった。
そうなんだよ。
ボーカルのマークときたら、
ステージ上でずっと真っ黒なサングラスをかけて棒立ちのまま、歌っていた。
微動だにせずに。
おまけに、片手を片耳にあてがったまま。
打ち込み中心のユニットだとは聞いていたが、
ライブ中ですら、スタジオ録音と同じテンションなの?
不思議な人だった。
そのマークが、
初めて私たちに笑顔を見せてくれたのが、
終演後の、その一瞬。
昔語りは、ここまで。
そんなマークも、
今ではステージ上でノリノリに踊り、
手を叩き、
煽る。
もちろん、観客も1曲目から興奮の坩堝、
ここぞとばかり、踊りまくる。
皆が、
どの曲に対しても思い入れがあり、
曲ごとに、「私はこう踊るの!」って主張しあうかの如く、
踊りまくるのだ・・・。
10年前までは、こんなだったはず。
いや、正確には、13年くらい前までの話ね。
10年前、私は子育てで手一杯でライブに行ってなかったから、
子どもも結構大きくなってきて、
数年前、私がやっと、ライブに復活したときには、
以前のオールスタンディングのライブハウスではなく、
お酒と料理を楽しんでからライブを堪能する、
「大人の」クラブに会場が変わっていた。
観客の様子も、一変していた。
その日は、1番前の真ん中の人だけが踊っていた。
私は後ろの方だったけど、
それでも、自分のテーブルからちょっと離れて、
他の観客の邪魔にならなよう、通路で踊っていた。
そして、去年、そして、今年。
そうだ・・・・
踊らないライブになっていたんだった・・・・・( ̄□ ̄;)
昨日は開演前にちゃんと到着したので
空いてる中から、好きな席に案内してもらうことができた。
アリーナ席は埋まっていたので、サイドの4人がけテーブル席の中で、
一番、ステージが良く見えそうな位置を選び、
浴衣の女性の隣のテーブルに座った。
「マット・ビアンコ」で浴衣・・・?
一抹の不安がよぎったが、
まあ、いいだろう。
そのうち、残った3席には、
日本人の若い女性と、白人の若い男女という3人連れが座った。
会場はほぼ満席、
ライブは時間通りに始まり、
のっけから、ノリノリの大好きな曲!!!
ところが、
観客はどうした?
微動だにしない。
なぜ、リズムをとることもなく、
まして、手拍子もなく、
お行儀良く、じーーーーーーーっと聴いてるのだ?
思わず振り返ってみたが、
会場全体がそんな感じ。
私を含め、若干名が体を揺すってる程度。
なぜ、じっとしてられるんだよ~?!?!?!?!
てめーら、たっかい入場料払ってまで、聴きたいと思ってやって来たライブじゃないのかよ~!!!
って、叫びたいくらいだった。
せめて、私につられて体を揺すってくれる人がいるんじゃないかと、期待して、
イスに座ったまま、ぐりんぐりんと踊っていた。
一人で立ち上がる勇気の無かった私。
それにもしかしたら、
ライブシーンに疎くなった私が知らないだけで、
立ってはいけない、みたいに、なんか決まりができてしまったのかもしれないし・・・。
とか、いろいろ考えてしまって。
でも、なんだかマークたちもやりにくそう。
だって、そうだよね?、勝手が違うって思うよね?
こんなに静かな会場で演奏するってさ・・・。
そういえば、去年も感じたのだが、会場に来てる観客層が随分若返っていた。
マークたちと同年代と思しき同世代は少ない。
彼らは、
ライブでは、踊らない習慣なのだろうか?
ていうか、習慣云々じゃなくて、
そもそも、
これだけノリの良い音楽を生で聴かされて、
どうしてじっとしていられるんだ!!!
音楽の授業で、
思わず踊りだしてしまって、
注意されたムスメのことが、ふと、思い出される。
「音楽は、黙って、静かに、座って、聴いていなさい。」
そういうものなんか?
なんか、違うんじゃねーの?????
全く、わからーーーーーーーーーーんんん!!!!!!!
そうこうしているうちに、
私のはす向かいにいる、白人男性がテーブルに突っ伏してしまった。
どったの???
連れの女性たちは、なぜか、気にしてない風情。
え?え?え?
どゆこと?
私の正面に座っている、英語の堪能な連れの女性を差し置いて、
英語の不堪能な私が声をかけるわけにもいかない。
でも、もし、私の隣の席でそんなことがあったら、
私は迷わずにたどたどしい英語で話しかけ、スタッフを呼んでいただろう。
「Are you all right?」とか、なんとか。超カタコトだぜ。
でも隣の女性は、気にする風でもない。
無理やり連れて来られた男性の、無言の抗議かなんかなのだろうか?
何にしても、つっつかない方が良いのだろう。
それにしても、理解不能だ。
そのうち、もうこれ以上盛り上がるはずがないというライブ定番の曲が始まり、
ついに、マークは私たちに向かってアピールした。
「一緒に立って楽しもうよ!」と。
やっと、3分の1くらいが立った。
でも、一緒に歌おうの場面では、
(超簡単な繰り返しのフレーズだったにも関わらず!)
声を出す人が、殆どいない。
なぜだ?
曲を知らないのか?
そのくらいにも、ライトなファンなのか?
それとも、恥ずかしいのか?
そうやって、
ライブは終わった。
でも、みな、ちゃんとアンコールをして、
拍手と歓声的には、盛りあがっとる。
う~んとぉ・・・、みんなも、楽しんでるんだよね?!
そう、さらに私が驚いたのは、
アンコールまで終わって、
皆がまだ拍手をしている間に、
わたしの向かい側の席の、あの外国人連れの女性が速攻で席を立ってしまったのだが、
もちろん一緒に、外国人二人も、彼女についてテーブルを後にしたのだが、
彼女たちは、
あろうことか、ステージから降りてきたマークに声をかけ、
そのまま、話し込んでいるではないか?
何者?
あのノリの悪さと、
この、知り合いです的行動は、何・・・?
ファンなの?
ファンじゃないの?
わからん。
私には、全く、わからん。
私よりも、10歳か20歳くらい若いひとたちが、
ライブに何を求めているのかが、
全くわからない・・・。
そういう訳で、
去年のライブでは、
私のお腹の脂肪が全部落ちて腹筋さんコンニチハだったのだが、
昨日は20分程度しか踊らなかったので、
まあ、いい汗かいたかな~程度の、
不完全燃焼で終わってしまったのでした。
私の反省。
去年、いや、ここ数年間のことをよ~く鑑みて、
一番後ろの席に座って、
一人で勝手に踊るべきだった。
去年のライブ、一人で踊り狂っていたら、
何度もマークやバンドのみなさんと目があってニッコリされたんだっけ。
そうそう、さらにマークには、何度か指差しされたっけ。
そして、終演後にはサインまで貰ったんだったよ。
あああああああ・・・・
なんだか、よくわかりません。
私が求めているのは、
古き良き時代の、失われた過去の情景なのでしょうか?
それとも、
17時からという1stステージは、「そんなノリ」ということなんでしょうか?
誰か、教えて~???
という訳で、
すみません、叫ぶだけ叫んでおかないと、
とてもじゃなくて、家事や仕事に集中できないという
自分の弱さに負けた独り言、
綴ってしまいました。
最後までお読みくださったあなたに、最上級の感謝を捧げます。
追記:
自分用に貼りました。
BlueNote東京 LIVE REPORTS 8/24 & Set List
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最後までお付き合いくださり、ほんとにほんとに、ありがとうございました。
私は、ブライアンの、この熱さが好きだーーーーーーーー!!!!!
(画像をクリックすると、全体が見えます。
ナム君がフィニッシュポーズを決めた瞬間に、
ナム君よりも一瞬早くバンザイするブライアンの図)