羽生結弦らのメダルを脅かす、強敵パトリック・チャンとふたりの伏兵 &「羽生結弦 写真展」 | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

本日二つ目の記事です。
前記事は、素敵な地方紙の紹介です。ぜひそちらもお読みくださいね。


こちらの記事では、能登さんのお写真が素敵なsportivaの記事をご紹介します。

なお、能登さんの写真展が来月開催されます。
仙台に行きたくなりますね・・・o(^▽^)o
日帰りで行っちゃおうかな~?!

※「羽生結弦 写真展 photo by 能登直」
  会期:2月28日(金)~3月12日(水)  10:30~18:00 (3月6日(木)は休館)
  場所:仙台縁日


◆羽生結弦らのメダルを脅かす、強敵パトリック・チャンとふたりの伏兵

2014.01.28
折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/2014/01/28/post_313/
能登さん
12月のGPファイナルで優勝した羽生結弦

 昨年12月のGPファイナル(福岡)で、羽生はそのチャンに勝利している。歴代世界最高得点をマークしたショートプログラム(SP)では、ジャンプでミスを繰り返したチャンに12点超の得点差をつけた。フリーでは、最初の4回転サルコウで転倒しながらも、その後しっかり立て直して193・41点を獲得し、合計293・25点で優勝。4回転+3回転が4回転+2回転になるなどの細かなミスをしていたチャンを、SP、フリーともに上回る勝利だった。

 だが、昨年11月のフランス杯でのチャンの演技のすごさは、ファイナルでの羽生の勝利以上に、強烈な印象を残すものだった。

 フランス杯でのチャンは、SPでは、4回転トーループを含むジャンプすべてを余裕を持って決め、98・52点の歴代最高得点(当時)を獲得。取りこぼしは、前半のチェンジフットキャメルスピンがレベル3に止まり、GOE(技の出来ばえ)が0・64点に止まったことだけ。ここをきっちりレベル4にしていれば、99点台が確実に出る演技だった。

 さらに、チャンはフリーで2度の4回転トーループを決めると、重厚ともいえる滑りで完璧な演技を見せ、196・75点を獲得した。しかも演技構成点では”演技表現”でジャッジ9人中4人が10点満点を出し、”音楽の解釈”でも4人が10点満点を出したほど。最も得点が出にくい”演技のつなぎ”でも、5人が9・50点を出して3人が9・25点。審判による点数のバラツキのなさは圧倒的で、ほぼパーフェクトな演技だった。

 得点でいえば、ファイナルでの羽生の合計は293・25点であり、これはチャンがフランス杯で出した295・27点に2・02点及ばないだけで、ソチ五輪でも十分勝負ができる可能性がある。だが、今シーズンのグランプリシリーズ各大会の得点の出方を見ていると、上位の選手は昨季より高い点が出ている傾向があり、今シーズンの得点だけでは推し量れない部分もある。

 ただ、技術基礎点を比較すれば、得点が1・1倍になる後半にジャンプを多く持ってきている羽生がチャンを上回っている。勝つためには、そのアドバンテージをどう活かせるかだが、少しでもミスをした方が負けるという熾烈な戦いになるのは間違いないだろう。


 もちろん髙橋も4回転トーループをSPとフリーですべて決めれば、演技構成点の高さでふたりの間に割って入るだけの力を持っている。また、他の出場選手を見ると、羽生やチャンのように、安定して演技構成点で高得点を出している選手はいないというのが実情だ。昨季の世界選手権で2位になったデニス・テン(カザフスタン)は、SP、フリーともに完璧な演技をしての結果だったが、得点は266点台ともう一歩であり、今季はそのときほどの調子のよさを発揮できていない。

 ほかに、1枠しかないロシア代表にエフゲニー・プルシェンコが選ばれたが、地元開催の優位性はあっても、かつて2006年トリノで金メダル、2010年バンクーバーで銀メダルを獲得したときのような勢いはないと思われる。

 そんな中で、メダル争いに加わってくるとすれば、複数種類の4回転ジャンプを持っている選手になってくるだろう。その可能性を持つひとりがサルコウとトーループの4回転を持ち、フリーに4回転を3回入れるプログラムを組んでいるハビエル・フェルナンデス(スペイン)だ。さらには、SPでもサルコウとトーループの2回の4回転を入れて、フリーでも4回転を3回入れるプログラムで臨むケビン・レイノルズ(カナダ)も、メダル争いにからむ可能性のある選手ということになる。

 町田樹(たつき)も含めた日本勢や、チャンの調整具合も気になるところだが、伏兵のフェルナンデスやレイノルズの存在も見逃せない。いずれにしても、互いにミスのないハイレベルな戦いになることが、メダルの価値をより高める。そんな熱い戦いが、ソチの舞台で繰りひろげられることに期待したい。
(2014.01.28)



この記事の筆者・折山さんも、フランス大会のパトリックには心を揺さぶられたのですね・・・。

私は今まで、あまりパトリックの演技には、正直、心が動くことがなかったのですが、
フランス杯は、特別でした。

王者の風格というか絶対的な強さというか。
「強さは正義!」と宣言するような、圧倒的な魅力には抗し難いものがありました。

正直、自分の中の「女」の部分がぐらぐらと揺さぶられるのを感じて、私は動揺しました・・・。私の夫も一言、「すげー」と呟いていましたね・・・。

あの日は、パトリックはある意味、一つのピークを迎えてしまったのでしょう。
その後のGPFもカナダ選手権も、フランス大会の演技には遠く及びませんでした。

毎年、確実の世界選手権だけに巧みにピークを合わせてくるパトリックが、
なぜGPSでそこまで自分を鼓舞してしまったか。

答えは明らかですね。

結弦くんには、負けたくなかったのでしょう。

果たして、五輪ではどのような演技をパトリックが見せてくれるのでしょうか?

荒川さんがちょろっと言及したように、
演技後半に難易度の高いジャンプを組み込むような新たな挑戦をしてくるでしょうか?
まさか(苦手な)3Aを後半に入れたりとか・・・・?
たぶん、そんな冒険はしないだろうと思います。
完成度勝負で臨んでくるでしょう。


今大会最強の挑戦者たる羽生結弦は、
その前代未聞の攻撃的なプログラムを引っさげてソチ入りします。

充分な実績を積んだSPに、
壮絶なまでの表現力を秘めたFSには、感動の嵐の予兆となるべき4Sの完璧な着氷を携えて。


ああ、楽しみです。


こんなにも、結弦くんの試合が楽しみなことは、

応援を始めてから初めてです。



五輪を迎える選手の心の中に起こるあらゆることを知り尽くしているブライアンが傍にいることを、
こんなにも心強く感じたことはありません。


そうそう、ブライアンについてちょっとだけ言及した記事をご紹介しますね。

殿堂入りした名コーチだよってことですが。



http://www.tokyo-sports.co.jp/blogwriter-watanabe/14056/
 25日付の小欄でソチ五輪日本選手団のメンバーを「選手99人、監督・コーチら127人の計226人」と書いたが、その後の追加登録により、最終的には選手113人、監督・コーチら135人の計248人となった。選手は65人の女子が48人の男子を大きく上回った。女子はアイスホッケー、カーリングという団体競技での出場権獲得が大量派遣につながった。

 あらためて選手団名簿を見ると、すごいのはフィギュアスケートの面々。浅田真央、高橋大輔の五輪メダリスト兼世界選手権覇者、今季GPファイナルを制した羽生結弦らを擁する選手の豪華さもさることながら、浅田を指導する佐藤信夫氏(72)、羽生を教えるブライアン・オーサー氏(52)とフィギュアスケートの殿堂入りが2人もいるコーチ陣も大物が揃った。

 2009年に殿堂入りしたオーサー氏
は、バンクバー五輪の女子でキム・ヨナ(韓国)に金メダルを取らせた指導者として日本でも有名になった。かつては09/10シーズンの四大陸選手権を制したアダム・リッポン(米国)も顧客だった。選手としてはサラエボ、地元カナダのカルガリーと五輪2大会連続で銀メダルを獲得し、86/87シーズンの世界選手権で優勝しているビッグネームだ。

 日本の名伯楽として名高い佐藤氏は2度の五輪出場に全日本10連覇の選手実績に加え、リレハンメル五輪5位の娘・佐藤有香(40)をはじめ、安藤美姫や荒川静香、村主章枝、小塚崇彦ら多くの選手にかかわった。浅田が最後に頼ったのだから、その信頼度がわかろうというもの。10年に殿堂入り。妻の佐藤久美子氏(67)もともに選手を指導する。

 伊藤みどりとの名コンビで世界を制し、アルベールビル五輪銀メダルを成し遂げた山田満知子氏(70)も村上佳菜子のコーチとして02年ソルトレークシティー大会以来の日本選手団入りとなった。佐藤氏の女性版と言える山田氏。浅田もジュニア時代に教えており、昨年12月24日の小欄でも書いたように、その存在自体が浅田にも頼もしいはず。

そしてあのニコライ・モロゾフ氏(38)が、再び指導する高橋のコーチとして日本選手団に入った。荒川のトリノ五輪金メダルで名が知れ渡り、安藤や織田信成ら日本選手から引っ張りだこ状態に。「戦略的にして戦術にも巧みで、ISU(国際スケート連盟)ジャッジング・システムの下ではライバルとの力関係を正確に読み取り、必要な要素を組み立てることができる」(「浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく」=朝日新書、生島淳)という、現行採点法の申し子のようなコーチ。振り付けもできる強みもある。

 こうしたそうそうたる顔ぶれのほか、ペア・高橋成美&木原龍一組の指導で佐藤夫妻の娘・有香コーチも選手団の一員に。バンクーバー五輪では米国男子ジェレミー・アボットのコーチとして、小塚を教える佐藤氏との「親子対決」が話題になったが、今度は同じチームに収まった。同ペアをともに指導するダンジェン・ジェイソン氏(46)も選手団メンバー。2人はバンクーバー五輪当時は夫婦だったが、現在は別れているという。久美子コーチは選手団には入っていないが、浅田を側面支援。佐藤ファミリーを挙げての参戦と言っていい。しかも「娘の元夫」付きというのもすごい。

 同じく今回はコーチではないものの、バンクーバーで浅田とコンビを組んだ08年殿堂入りのタチアナ・タラソワ氏(66)も浅田に協力しているから、日本代表フィギュアスケーターを支える関係者の層は厚い。

 今回のフィギュア代表は選手10人、監督、コーチ、トレーナー、総務の20人を合わせて計30人の大所帯。前回バンクーバーはといえば、選手8人、監督、コーチら16人の計24人だった。コーチ陣は今回のオーサー氏がいない代わりに、タラソワ氏がいた。

 荒川が金メダルに耀いた06年トリノは、選手6人、監督、コーチら13人の計19人。ソルトレークはそれぞれ、4人、7人の11人。地元開催の長野でも7人、8人の計15人にとどまった。長野のコーチ陣には今回も鈴木明子の指導で選手団に入った長久保裕氏(67)がいたものの、今回に比べると地味な顔ぶれだった。

 増え続けるスタッフ数と名指導者。これもフィギュア大国の証明か。(2014年01月29日 東スポWeb)




さあ!遠慮なく、ソチにおいでよ、サルコウ神!!!!

結弦が待ってるぜ!!!!







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