昨日、今日、発売になった結弦くんたち。
『羽生結弦 王者のメソッド (文春文庫)』には、今年のACまでの写真が加わり、
あとがきとして、
今年のロステレまでの戦歴が30頁、追加されました。
持ち歩き用にもう一冊という方には是非おススメ。
羽生結弦 王者のメソッド (文春文庫) ¥ 842
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Number941は、結弦くんに関しては、
特に目新しい情報は無いと思うけど、
やっぱり写真が良いですわ・・(*゚ー゚*)
本田先生の頁には、手袋を咥えてすっぽーんと外す結弦くん。
都築先生の頁には、火の鳥ゆづ。
結弦くん以外の頁は、後日、ゆっくり読む予定。
小塚くんが今季の点数を解説してる記事では、
どう分析してるのか、きっちり読まねば。
話題になってる江口寿史センセイのイラストは、
なーんと、女子の頁に!!!!!
恐らくは。。。。
フィギュア女子選手を描いてくれというオファーに対し、
結弦くんを描いてしまったということではないかしらんwww。
(追記)
選手ごとの頁数、
松原孝臣氏の胸熱テキストは、amazonレビューに詳しく書き込んで下さってる方がいらっしゃるので、お借りしてきました。
「フィギュアスケート特集11~63頁+江口寿史氏の羽生選手イラスト&野口氏女子展望コラム1頁。
うち羽生選手関連15~29頁。「羽生の敵は羽生」「日本男子フィギュアの歴史と羽生結弦」松原孝臣氏。「王者は何度でもよみがえる」野口美恵氏のテキスト。
心に残ったのは松原氏による「どこまでも冷静で的確な状況判断力の持ち主である羽生結弦。理屈や客観性を突き破る情熱の持ち主である羽生結弦。2人の羽生結弦が今完全復活に向け全力を尽くしている」という文章。それを受けて都築コーチインタビューの中の、羽生選手が何かをできそうだと口にした時には「きっとできるなと思いました。彼がそう言う時は可能性をつかめている時ですから」という言葉が心に響く。今後どのような形で試合復帰するにしろ、彼ができると判断したことは必ず実現させてくれるという力強さを感じた。
他は男子シングル選手中心にまんべんなく。プルシェンコ氏が語る9歳の羽生選手、ボーヤン選手の独占インタビューは他紙では中々ないので嬉しい。
江口寿史の素敵なイラストは99頁なので見落とさないようにw」
「「銀盤の決闘」の扉は、羽生結弦、宇野昌磨、ネイサン・チェン、フェルナンデス、金博洋の5選手が並んでおり、どの選手もいいポーズです。羽生結弦が16ページ(2011-12からの振り返り記事や日本初の世界選手権メダリストの佐野稔らを育て上げた名伯楽の都築章一郎氏の回想など)、宇野昌磨が10ページ、ネイサン・チェンが4ページ、フェルナンデスが4ページ、金博洋が5ページ、ミハイル・コリヤダ、パトリック・チャン、アダム・リッポン、ジェイソン・ブラウンが2ページ、プルシェンコのインタビューが2ページある。
「『「羽生」の敵は「羽生」』の記事がよかった。
4回転ルッツへの挑戦は、羽生の飽くなきチャレンジャーとしての姿勢を示すものであり、限界を作らず真摯に取り組み続ける彼の生きざまそのものだ。しかし、それは同時に羽生が抱える最後の敵を象徴している。敵とは他ならない羽生結弦自身だ。チャレンジは限度を超えればマイナスとなってしまう。
オーサーコーチは「昨シーズンは、オリンピックを見据え、誰もが何か新しいエレメントを入れようともがくシーズンなので、そのために怪我をしたり、プログラム全体のクオリティが下がるような状況が実際に起こっています」と語っている。
羽生も「ただ押すだけじゃなくて引くところ、そういったものもうまく練習で見つけていければと思います」と答えている。だが、それを理解したうえで、どこまでも高みへいきたいと思う自分がいるのもまた事実だ。
他の選手や解説者に「全員がノーミスだったら、勝つのは羽生選手」「ジャンプの構成を落としても勝負できる」と言わしめるだけの実力があり、たとえ新たな4回転ジャンプがなくとも、羽生にはこれまで磨き上げた能力があり、世界で戦うことは十分に可能である。その一方で、限界を作らずに成長を志し、「未知の自分に出会いたい」という強い渇望もある。
どこまでも冷静で的確な状況判断力の持ち主である羽生結弦。理屈や客観性を突き破る情熱の持ち主である羽生結弦。2人の「羽生結弦」が、今、完全復活に向け、全力を尽くしている。」
『Number(ナンバー)941号』– 2017/12/6 ¥ 590
※amazon
楽天Kobo電子書籍ストア Number(ナンバー)941号【電子書籍】 |
さて!
新書で出る本で、かなり楽しみ。
スケオタエッセイスト・高山真さんの本です。
※参考1フィギュアオタが見る、羽生結弦と「メディアを変えるアイドルパワー」の関係性
※参考2羽生結弦の「目指している世界」を考えてみた/スケオタエッセイスト・高山真が見た四大陸選手権
お正月前に出てくれればよかったのになあ。
すでに、ベストセラー1位になってます。
『amazon 羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界 (集英社新書)』 – 2018/1/17 ¥ 821
楽天ブックス 羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界 (集英社新書) [ 高山 真 ] |
内容紹介
羽生結弦ファン、必読!
生粋のスケオタファンが超絶マニアックに書いた
フィギュアが100倍楽しめる本!
フィギュアスケート界で人気実力ともにナンバーワンを誇る羽生結弦。羽生のスケーティングを語るとき、人は「美しい」「観客を引き込む」という曖昧な表現に終始するか、「何回ジャンプを跳べたか」という点をクローズアップするばかりだ。
著者は、38年間この競技を見続けてきた生粋のスケートファン。フィギュア愛炸裂のマニアックな視点で、「羽生の演技の何がどう素晴らしいか」を、表現、技術の両面から分析。
10代からのスケーティングを振り返り、羽生がなぜ強いのか、なぜ美しいのかを徹底的に考察する! 『ショパン バラード1番』、『SEIMEI』についても詳しく語る。
また、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデス、ネイサン・チェン、パトリック・チャン、ボーヤン・ジン、ミハイル・コリヤダ、宮原聡子、三原舞依、樋口新葉、メドベージェワなど、現役スケーターはもちろん、浅田真央、伊藤みどり、クワン、ストイコ、町田樹など歴代スケーターたちの名プログラムも語りつくす!
■主な内容
・8種類のスケーティングを複雑に緻密に組み合わせる羽生の超絶スケーティング
・フィギュアスケートのキモは、技と技の「あいだ」にある!
・勝負曲『ショパン バラード1番』&『SEIMEI』徹底解説
・音楽との同調性を表す羽生の独特な「腕の動き」
・カタリーナ・ヴィット『カルメン』、キャンデロロ『三銃士』から考える表現力
・語っているのは上半身か、スケート靴か
・羽生は「登場人物」にもなり「音楽」にもなれる
・選手の個性とプログラムの個性を考える
・羽生結弦の名プログラム(『パガニーニの主題による狂詩曲』『ツィゴイネルワイゼン』『ロミオとジュリエット』『パリの散歩道』『ノートルダム・ド・パリ』『オペラ座の怪人』『Let’s Go Crazy』『Hope & Legacy』『ホワイト・レジェンド』……)
・「踊りにくい曲」でも踊れてしまう宇野昌磨の圧倒的ミュージカリティ
・スペインの至宝フェルナンデスがあえて選んだ勝負曲『ラ・マンチャの男』
・史上最強のスケーティングの神・パトリック・チャン
・ザ・伸び盛り! ネイサン・チェンが見据えるのは2022年か
・ボーヤン・ジンが演技を覚えた
・絶対女王メドベージェワの素晴らしいトータルパッケージ力
・大ベテランカトリーナ・コストナーは滑るたびに「ピュア」になる
・「努力家すぎるほど努力家」宮原聡子の素晴らしき復活
・すっ飛んでいくようなエネルギッシュさを持つ樋口若葉
・偉大なる先達・伊藤みどり
・浅田真央に寄せて
・成功は金メダルでは測れない
・羽生結弦の歴史は、ケガや病気と闘ってきた歴史でもある
・スケーターはすべてをもっていっていい
■目次
まえがき
用語解説
第1章 フィギュアスケートの「本当の魅力」とは
第2章 「表現力」「芸術性」とは何か
第3章 羽生結弦の名プログラム ここがすごい
第4章 平昌オリンピックのシングルスケーターはここがすごい
第5章 歴史から学ぶ―選手が望むもの、私が望むもの
あとがき
■著者略歴
高山真(たかやま・まこと):エッセイスト。東京外国語大学フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる。著書に『恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』『愛は毒か 毒が愛か』など。
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最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
お写真、沢山お借りしました。感謝と共にUPします。
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