記事の最後に、「もし、宇野くんを持ち上げることを思いついたのが、映っている金メダリストたちだったということであれば、誤りを訂正しますので、是非、ご指摘下さい。」と記したところ、
その訂正のための情報をいただいたので、訂正箇所を紫で記しました。
手短にまとめると、「次はショーマをリフト」というジョークを言ったとAbsoluteSkatingがスケアメで宮原選手をリフトした際にツイートしたということで
AbsoluteSkating @absoluteskating
「Zach just joked he should lift Shoma in the winner’s photo like he lifted Satoko at Skate America」
(ただし、現時点で、このツイートは削除されているようです。見つかりませでした。他の方のブログで、このツイートの内容が読めると、コメントで教えていただきました。)
そのツイートを知っていた可能性のある観客でしょう、「ショーマをリフトして」と声があがった後で、ザックたちがリフトしたことは↓の動画で確認できました。ザックたちがリフトした理由が、観客に煽られたからかは、確認できません。
ただ、AbsoluteSkatingがツイートを削除した理由は、冗談を真に受けたのか、冗談にのっかったのかはともかくとして、その冗談をきっかけに生じた事態を歓迎できなかったからかな・・・とも、私個人は、感じました。
ちなみに、AbsoluteSkatingは、同じ頃に、昌磨くんが金メダルを取ったあとにスマホでゲームしている姿をリツイートしていましたが、それは削除されていませんでした。SkateCanadaのツイート
(追記)
持ち上げてから降ろすまでの動画を教えてもらいました。
https://www.weibo.com/tv/v/jH7LPEdei?fid=1034:4300332826852580
見たけれども、誰の要請で、誰の発案で持ち上げたのかは、わかりませんでした。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
マスコミの方に、お願い!!
日本の選手に、それも、五輪のメダリストに、
他国の選手を利用するような真似をさせないでください!!!!
一度ならずも、二度ということになると、
たまたまの思いつきや出来心という範疇ではないように思えます。
いったいぜんたい、どういうつもりなのでしょうか?
なぜ、他国の選手に、宇野くんを「持ち上げさせる」ような写真を、わざわざ撮るのでしょうか?
スケカナのエキシビションが終わった和やかな時間に撮られた一枚として流れてきたこの写真、見た瞬間、ちょっとぎょっとしました。
海外の女子選手が、腰を屈め、重たそうにしながら、昌磨くんを持ち上げてる場面。
????
何がどうなって、こういうことになったの???
どうやら、
朝日新聞スポーツ部記者の大西史恭さんによると、「カメラマンから「何か絵作りを」と頼まれ、宇野選手が持ち上げられてました。笑」とのこと。
https://twitter.com/ohnishi_f/status/1056757794722873344
いくら、女子選手並みに背が低いといったって、男子選手ってかなーり重たいってこと、誰もが解っているはず。
しかも、一番重たい部分を女子二人が抱えている・・・・
彼女たちが「何か絵作りを」というリクエストだけで、宇野選手を持ち上げたとは考えにくい。皆で同じ可愛いポーズをする等、いくらだって魅力的な「絵図」を、スケーターさんたちは考えつくはずだから。
・・・たとえば平昌では、男子たちがこんなポーズで写真とって遊んでいたよね・・・。
とっさにポーズを揃えてキメちゃえるのが、彼ら、トップ選手なのだから。
「日本のカメラマン」氏が、宇野選手を持ち上げてくれと、頼んだのではないのですか????
↓
(訂正)
現地の観客から、持ち上げて欲しいと声があがったとのこと。
それ以前に、ザックが「次はショーマをリフトしなくちゃ」とジョークを言ったと、
AbsoluteSkating @absoluteskatingsoluteSkating
がツイートしていた、とのこと。
観客から、このリフトの前に、「ショーマをリフトして」という声があがっていたのが、動画からわかりました。
昌磨くんを持ち上げた写真を見て、すぐに思い出したのは、先月のロンバルディア杯の表彰式でのひとコマ。
表彰台での記念撮影の際に、日本メディアと思われる男性が宇野くんに、UNOバナーを持たせて写真を撮った件。
↓
(訂正)
UNOバナーを渡したのは、東洋人ではないので、日本のメディアではないように見える、とのこと。運営スタッフではないかというご意見もいただきました。
両脇に立つ銀銅メダリスト(ロシアのアリエフ君とラズキン君)に、そのバナーを広げて持つよう指示してやらせたようだ。
動画を見ると、明らかに両選手は、画面手前の誰かに指示されるまで、バナーは気にも留めておらず、手前に立つ人物からの指示によりバナーに気付き、持ちあげて、広げてあげている。
昌磨🇯🇵、アリエフくん🇷🇺、ラズキンくん🇷🇺
— 夢兎輝🎦❄⛸⛸🐯 (@rikuamiuru) 2018年9月15日
おめでとう🎉🎉🎉
しょうまのバナー三人で持ってたり、いつもの表彰式なごなご良いね~。
あの三角形健在なのねw
新ルール新シーズン始まったばかり。大変だと思うけど応援する♪#ロンバルディア2018 pic.twitter.com/kG8lX2JJ7q
年若い選手たちは、頼まれれば嫌ともいえず、支持されるがまま、やってくれたのだろうが、下手すれば国際問題にもなりかねない、表彰台の独占行為。
アスリートたるもの、他のメダリストへの敬意と賞賛を忘れるべきではない。
決して、自分よりも順位が下だからと、下僕のように扱って良い道理はない。
幸いにも、大きな問題にならず、各国メディアもスルーしていたようだが、それに味を占めたか、またもや、他国の選手に「宇野選手」を持ち上げさせるという、暴挙。
これが逆の立場だったら、どのような気持ちになるか、考えて欲しい。
エキシビションが終わった華やぎのなかでの金メダリストのリフトといえば、
昨年のロステレで、埋もれた結弦くんが写真に写るようにと、イタリアのホタレック選手が咄嗟に抱きあげてくれた時の写真と・・・・
平昌五輪での有名過ぎるリフト。同じくホタレック選手が、今度は練習の時から打ち合わせして、フィナーレで結弦くんを高々と掲げたもの。
参考:写真撮影時に伊選手が羽生結弦を持ち上げる 海外ファンが感激
まさか、平昌五輪の感動的なシーンのオマージュを目指したのではないと思いたいが、なんとも恥ずかしく、リーザとハべル選手に申し訳なく感じます。
昌磨くんも、
失礼なことをさせようとしてると気づいたら、ちゃんと断れば良いのに。
もう子どもではないのだから。
いや、それどころか、
アスリートたちのお手本となるべき五輪メダリストなのだから。
※お願い※
もし、宇野くんを持ち上げることを思いついたのが、映っている金メダリストたちだったということであれば、誤りを訂正しますので、是非、ご指摘下さい。
→自分では調べても見つけられなかった情報を、お知らせいただきました。ありがとうございました。紫字で訂正いたしました。
ザックたち、カップル競技の男子選手が発したジョークについて「Zach just joked he should lift Shoma in the winner’s photo like he lifted Satoko at Skate America」とAbsoluteSkatingがツイートしていた、ということから、ザックが言い出しっぺだと、教えていただきました。
(言い出しっぺだといっても、でも、これはジョークだったのだから、実際にリフトするつもりでいたかは、不明ですね。)
結果的には、その場での打ち合わせもなく、いきなり横倒しにされたのだ、とお話しの方もいらっしゃいます。(ここは、よくわからないのですが)
いきなりでも、上に持ち上げられるのではなく、横倒しにされたのなら、その瞬間に断ることは難しかっただろうなとは思いました。
でも、せめて、女子選手に体重を支えて貰わなくとも大丈夫なように”体幹を締める”くらいは、して欲しかったなあという思いもあります。
脱力して抱えられる状態と、身体を真っ直ぐに保って支えられるのでは、特に真ん中にいた女子二人への負荷が全く違うことは、バランス系競技のアスリートなら(私もその端くれでしたので、実感としてわかります)
瞬時に感じ取れるはずだからです。その写真を元にしたイラストにいいねをしてくれたというリーザには、感謝しかありません。
表彰台での個人名のバナーについては、
たとえ、運営側から渡されたのだとしても、
(運営側が、個人名のバナーを持たせたのだとすれば、あまりにも謎過ぎます。
選手にとっての表彰台は神聖な場所で、金銀銅の上下差はあっても、一人一人の健闘を、運営側は、
同様に尊重し、讃える場なのではないでしょうか?)
そのような神聖な場で、一人にだけ、個人名のバナーを掲げさせるのは、不適切ではないかと思うのです。
周回の時であれば、全く問題ないでしょうに。(もちろん、周回時に個人名バナーを掲げることをお勧めしている訳ではありません。現在広く行われているように、国旗を掲げての周回や記念撮影が素晴らしいと思います。選手の関係者が国旗を持っていなかった場合に、持参した国旗を貸すファンがいる場面なども、胸熱です。)
国際大会で表彰台に乗るレベルの選手ならば、
まして、シニアの全日本王者、つまり、日本人選手の最高位の代表選手であれば、流され、言いなりになるのではなく、
「敬意を表す」ということに関して、自分の行動をコントロールできるようになって欲しい、その思いは、変わりません。
「可愛がられているからいいのでは?」という目で見られているという意識でいて良い時期は、終わっただろうと思うのです。年齢的にも、五輪銀メダリストという立場からも。
平昌で行われた、各局のインタビューでは、繰り返し語っていた「五輪は特別ではない」という発言も、最近は、変えてきたようですから、自国の後輩アスリートに憧れられる存在としての自分の役割を意識し始めたのだろうと期待しています。
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②ジャッジの見間違えによる採点ミスは、無くせるか?
③もうすぐGPSヘルシンキ!!/クリ家組の今
④修造さんの大切な言葉~テレビ局の捏造と誹謗中傷を許してはならない
⑤たまごかけご飯ゆづ&鬼のように食べて掴んだ五輪連覇だったのだと
感謝して、いろいろお借りしています。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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