前記事でご紹介したマガジンマートさんの復刻版International Figure Skatingは、
きっと、それなりの経費をかけて作成してるんだろうなって思います。
この2選手、どっちの選手のファンに、
よりアピールしたいと考えてるかというと、
逆さまにした羽生選手ではなく、
髙橋選手ということですよね。
冷静に考えると、この本、かなり高額です。
14頁のペラペラ小冊子(しかも、英語版!)に
税込1512円 と送料280円を出して買おうという人は、
よっぽどのファンですよね!!
少なくとも、
テレビで見られればいいや、とかじゃなくて。
ムック本や自伝や写真集も、
すでに購入済みっていうような。
ターゲットが、そんなマニアなファンにも関わらず、
「数量に十分な余裕があるのでご安心ください。」と書いてらっしゃるということは、かなりの部数を売り切る自信もあるんだろうなあって思いました。
この2選手について観察してみると、
競技に向かう精神性とか、
演技のタイプとか、
容貌の特徴とかも、
全然違う訳なので、
この2選手のファン層は、
重なってるどころか、
かなりの確率で棲み分けしていて当然じゃないですか。
年齢だって、9歳も違うんですよ。
強引にまとめるよりも、
それぞれバラバラに作った方が
よっぽどシンプルに、
スムーズに販売できるんだろうに。
なのに・・・、まとめて1冊って、ねえ?
特別な事情がないのに、
このような作りにするとは、
よくわかりません。
それとも、
一人の選手だけに特化した本を作ると、
肖像権の問題をクリアできなくなるっていう話なのかな?
でもなあ、
髙橋選手のファンは、
2010年時点では、既にファンだった方がメインだろうから、既にこの元本は持ってる人が多いんじゃないですか?
一方、2012年のシーズン開始時点では、
まだ知る人ぞ知る無名選手だった羽生結弦選手。
その海外誌なんてマニアックなものを持ってる人は少数派でしたよね。
たぶん、羽生選手の復刻版を歓迎するのは、2014年のソチ五輪金で一気に増えたファンのみなさんだろうなあ。
しかも、この号は一時、古本市場で10万円という高値を記録した伝説の号。
復刻の要望も沢山寄せられていたことでしょう。
新しい写真も含まれているそうですが、
1800円(送料込み)近くを投じて、
6年以上も前の情報しか載っていない、
ぺらっぺらの英語版のスケート誌を買おうという人は、
よっぽどのファンですよね。
しかも、2014年以降にファンになった方々。
この方々にとって、髙橋選手って、どんな位置づけだろうって、わからないはず無いだろうに。
ちなみに、被災地支援の寄付は、
マガジンマートさんはソチ五輪の頃からやってるので、
言い訳でも餌でもないだろうと感じています。
ちなみに、私はさきほど、ポチってきました。
もちろん、当時の2012年10月号も、持っていますよ~
この頃の結弦くんのお写真は、
どれも、若々しさと少年っぽさとが絶妙に交じり合った、
ワクワクするようなワンダーランド。
どんな結弦くんを見せていただけるのかと、
楽しみにしています。
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