先日引退した元カナダ女王のケイトリンの告白。
ご紹介させて下さいね。
（ミーシャより）
”ケイトリンのブログより”
このブログを読みに来てくださる方のほとんどは結弦くんのファンで、
ケイトリンについては、名前と顔くらいしか印象にない方もいらっしゃるかと思うので、
一人のオカンなファンの目線から見たケイトリンのこと、書かせてください。
ちょうど、結弦くんがシニアの舞台で表彰台に上がり始めた頃に、
彗星のようにカナダのリンクに現れたのが、
シニアデビューしたばかりのケイトリンでした。
雄大なスケートから放つ豪快なジャンプ。
ひまわりのような笑顔にも魅了されました。
https://beautycosme4.club/archives/4367
私も夫も、彼女の演技に魅了されました。
特に我が夫など、さっそく彼女に特別に可愛いニックネームまでつけて応援し始めました。
その後、怪我などもあり、治療に専念したり、なかなか結果を出せない時期もあったけど、
見事に復活し、
平昌五輪ではシングルで銅、団体戦では金、
その後のミラノワールドでも金という素晴らしい成績を残した選手です。
堂々たる、世界のチャンピオンでした。
怪我からの復帰というだけでなく、
最後のシーズンの栄光を勝ち取るため、
彼女が選んだ方法は、
かなり厳しい食事制限を伴う激しいトレーニングだったのではないかな、と。
メドが語っていたように、
そして、結弦くんが実践したように、
怪我からの復帰時には、たんぱく質を中心とした、
積極的な食事摂取が必要です。
でも、ケイトリンは、
別人のように身体を絞って平昌シーズンを戦い始めたんです。まさに、別人のような体型でした。
どんなにか厳しい食事制限とトレーニングを実行しているのだろうか、と、私と夫は、テレビの前で、ハラハラしながら見守るしかありませんでした。（ブログでは全然触れませんでしたが。何の脈絡もない話題になってしまいますからね）。
あの状態での選手生活は、長く続けられるものじゃないだろうと、思わせられるほどの、絞り方でした。貧血、骨折のリスクも、かなり高いだろうと思われました。
（私も、かつて、摂食障害で死にかけた経験がありますから・・・。）
五輪までの限られた時間に、選手生命の全てをかけていたケイトリン。
そして、遂に、努力が報われ、掴んだ栄光。
（毎日新聞）
だけど、
そんなケイトリンにも、
ＳＮＳ上で容姿についてアレコレ指摘する酷い書き込みがあり、
それを、目にしてしまった彼女は・・・・絵子さんが訳して下さった通りです。
せめてもの救いは、
ケイトリンが、
このブログを書けるほどに、
「戻って」来てくれたこと。
そして、
まだ前途多難とは言ってるけれども、
少なくとも、
「前途」を、
前を向いて、歩き始めたのだということ。
パトリックの一言がきっかけだったというのも、
運命的な気がします。
パトリックもまた、
長い旅路を経て、
自分も、かつてのライバルをも、
まるごと認められるところまで、
”戻って”きた気がするから。
ただ、
彼らがここまで自分を追い込み、
傷つくのも、
彼らが本気で、人生の全てを懸けて、
フィギュアスケートに打ち込んでいたことの、
一つの証でもあるんだろうなと思うのです。
メダルの有無云々ではなく、
カナダというのは、
やはり、スケート大国だと思うから。
彼らはだから、五輪でも団体の金は譲らなかったんだろうなと、
今、改めて噛み締めています。
ちょうど、グレイシーが復活への道を順調に歩んでいるのだろいうニュースもきましたね。
◆グレイシー・ゴールドが回復中。
摂食障害からの復帰を巡る道。
https://number.bunshun.jp/articles/-/839335
リプニツカヤ元選手も、アイスショーで来日しますね。
先日、日本で開いたスケート教室でも、素敵な笑顔を見せていたというリプちゃん。
ケイトリンもリプも、
豊かなセカンドキャリアを生きられるようにと、
祈っています。
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