またグチですが | 月のベンチ

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両親の闘病記


母の今の状態について、ひとつの意見として、ある外部の医師の回答待ち。

とはいえ、ひどい筋緊張に特効薬はない。
いろんなものを試して行くしかない。

ただ、母にはその『いろんなもの』を試していくのが難しい。
試せなくはない。
試せなくはないが、体の状態のバランスが一気に崩れるかもしれないと思うと、どうすればいいか決めかねてしまう。

やらないよりやって後悔した方が…
という考え方もある。
でも、それが徒にならないとも限らない。

どんな治療にもリスクはつき物。。。とは言っても、治療をしないと危険な状態というわけでもない。
母にしたら痛いのをずっとガマンさせられ、満足に眠れない。
私も、母の終わりのない不随意運動と苦痛に歪んだ顔しか見ることができず、毎日『何でこんななんだろう』と思う。


このブログは毎回毎回、堂々巡りで進歩がないと思う人もいるだろう。
いつまでも頭で考えていないで行動すればいいのに、と。

私自身もそう思っている。

何とかしないといけない。
このままでいいわけがない。
母を早く苦痛から解放してあげないと。

私も、何もしていないわけではない。

不随意運動以外、指一本動かせない母。
車椅子も、リクライニング車椅子しか乗れない。
着替えも体位変換も、リハビリもマッサージも、ポジショニングさえ、数カ月前より一層時間がかかり難しくなった。

体交をしてポジショニングをしていると、同室の患者さんのご家族が私に言った。
『動かしたあと、体を整えるのがすごく大変そう…』

きっと私がヨイショヨイショと硬直した母の重い身体を整えているのを見て、同情したんだろう。


そんな母にとって一番リスクが少なく、しかも少しでいいから緩和する方法があれば。

リスクが少ない治療法なんて、今のところないんだけど。






考えることが多くて、考えられない。

矛盾してるか…





今日(3月3日)も、長く両脇をギュッとしめたままなので、わずかに腕を動かしたら、それだけで咽せた。
大胸筋がかたく、緊張が高いときは全く動かせないのだ。





そんな感じの毎日で、家でも外でも笑えない。

後ろ向きっていうわけじゃなく、背中や肩や、心臓にも、

鉛がドッカリ載っているような重苦しさとだるさがつきまとっているからだと思う。

自分で書いていて、よくわからないけど。。。

それでも明るく楽しくしていないと、いけないんだろうか?