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両親の闘病記

9月いっぱいですべて(副業含む)の仕事をやめることとなったので、少しずつブログ更新して行きます。



毎日、病院で母の医療的ケア、介護をやらせてもらっている。
忙しい中、スタッフさんたちはよく教えてくれ、在宅に向けて協力してくれる。
吸引、気切・胃ロウケア、薬剤管理、栄養管理etc.
自宅に戻ると酸素管理も加わる。
何事もなければ、きっとできる。
(が、、、何事もない、なんてほぼ有り得ない)
リフトも設置することにした(レンタル)。
人工呼吸器装着の方の在宅介護もしている人たちがいるのだから。
きっとできる。
いや、やらなければならない。

そう思いながら準備をしている。

実際はやってみなければ何とも言えない。
うちの近辺ではショートもデイも使えない。
レスパイト入院も年に1~2回程度。
自費での訪問看護が二カ所あるが、一カ所はだめかもしれない。


母の緊張による抵抗力は思う以上で、オムツ交換時90度近い側臥位をするが、母にはそれがかなりの負担になる。
弛緩していた時期は難なく出来たことが、現在は難しい。

二種類の福祉用具を使用して、独力での側臥位保持を試したが、母は顔を真っ赤にしプルプル震え呼吸も荒くなった。
呼吸は、気管狭窄も原因かもしれない。
カニューレがサイズダウンしてから、酸素の通り道がさらに狭まったせいか、ハアハアと呼吸が荒くなることが多い。
やはり酸素は外せない。


母は過去イレウス経験があり、排便コントロールは慎重。
在宅のための下剤減量・調整をはかっているが、一日に3回排便があることも多々ある。
出ないでイレウスになるより、はるかに良いと考える。
イレウスになると、胃ロウからは薬すら入れられなくなる。
あの時は怖かった。


自分に言い聞かせている。
自分が選んだこと。
何とかしてやり通さなければならない。
そうでなければ、私が選択したために母に不運を招いた幾つもの事の責任がとれない。

何とかしてやり通さなければならない。





自分の責任である。