2015/10/28追記 | 月のベンチ

月のベンチ

両親の闘病記

手術しないで在宅に戻す場合、先日のようなカニューレ閉塞が起こる可能性あり。
どんなに湿度に気をつけ、吸引に気をつけていても、何かの拍子にカニューレが痰などで閉塞する場合がある。
これがカニューレ単管の怖いところだ。
ほんの数分で窒息してしまう。
病院での緊急処置を、在宅ではすべて自分ひとりでやらなければならない。
‥出来るとは思えない。
アンビューだけでも手技は難しい。
それをやりながら吸引など一人では無理だろう。
手分けしてやるべき処置だ。
それでも在宅にこだわるか‥?
どこに居てもリスクはつきもの。
そう思って覚悟をして在宅するか?
病院にいても起こるときは起こる。
気がつくのが遅ければ、病院でも対処しきれないではないか。

病気の父親を抱えて、私はやれるのか?
出来るのか?
潰れないだけの精神力が持てるのか?

それを、今の訪問看護事業所、訪問医はバックアップしてくれるのか?
出来るのか?



特殊カニューレ交換は、療養病院の担当医が可能とのこと。
1ヶ月に一回、外来に行かなければならない。
訪問医は必要なのか?


手術せずにカニューレ交換が出来るとして、総合病院の担当医はこう付け加えていた。
『肉芽の状態によっては、カニューレが入らない事態もあり得る』
『緊急事態に対応できる場所でないと』

家でカニューレ交換するより、たとえ療養病院でも専門医のいる、何かあれば気道確保できる所で交換したい。





でも、何を選択しても、リスクが大きいことに変わりはない。