『チチと暮らせば』 | 月のベンチ

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両親の闘病記

今日は父親の訪問診療初回。
なので、母のケアを縫いまくり立ち会う。

呼吸器専門の女医チーム。
たしか訪問マッサージの営業の人がほめていた某医大で外来もやっている人が院長だ。
テキパキしていた。
ただ、会話の中でドクターが「まだ動けるから大丈夫」とか何とか言い、父親がそのことばに「まだ‥ね」
と敏感に反応していた。
言い方にも気をつけなければ。


補食として高カロリーのゼリーやプリンをおやつに食べてもらうことにした。
飲み込みも悪くなったので、夕食のみ高齢者用の宅配弁当(やわらか食~ムース食)を頼んでいる。
作れればいいのだろうが、自分の食事時間もあまりないし、母も父親もだんだんケアが大変になって行くので出来ないことには手を出さないことにした。
それでなくてもやることが増えた。
その代わり、食欲や飲み込み度合いを見るためにも一緒に食べることにした。
約四年ぶりだ。
(一緒に食べていると母のケアが慌ただしくなるが)

いずれ父親も在宅酸素になるだろう。



忙しいぶん、母にしわ寄せが来てしまいそうだ。
いや、すでに来ている‥







クソ兄貴
自分らはこういう日常生活なんて全然支えようとしないくせに、いつも上から目線で『延命は良くない』とか何とか偉そうに言う。
自分らの日常生活は死守して(妻の実家で楽しくにぎやかに同居中)、私にはオマエが勝手にやっている(だから手伝わない)、(いつまでも生かされていて)オフクロがかわいそうだ、と言う。

父親がホスピス入るのは止めないが、それまでどのように生きていくか、暮らしていくか、たまにしか顔出さないあんたらに偉そうに言う資格、あるのか?







父親のケアマネは、改めて母のケアマネさんに依頼した。

母を在宅に戻す力となってくれ、今またチームでがんばろうと言ってくれた。