AAA妄想短編集「最大級のファンサ」 | *はるmama*のaスト妄想ブログ

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AAAとDa-iCEとハムちゃんが大好きな主婦です。
ブログ内容はほとんどが私の妄想ストーリーです。







「ありがとうー!またねー!!」

たくさんのお客さんに手を振り、ステージを降りた。



今日も有難いことにsold outだった。

良いライブになった。




「お疲れ様でしたー!来週またよろしくお願いします」

二日目の今日、東京に戻るスタッフさんに別れを告げ先に出る。

福岡二日目の夜。



すべき事は一つ。


夜の街に出た俺はスマホを手にした。


「今どこ??」







待ち合わせはいつも友人の経営するお店。

「お疲れ様ー、奥にいるよ」

「ありがとー」

いつもの部屋を確保してくれてる。

襖を開けると君はすでに座ってメニューを見ていた。



「お疲れ様」

「ありがと。お待たせ」

向かいの席に座る。

「今日も楽しそうでしたね」

きたきた。

「うん。まぁねー」

「ふーん」

そっけない返事をしながらメニューを見続けてこっちを見ない。

「ね、怒ってるの?」

「別にー」

俺のライブでのファンサに不貞腐れるのはいつものこと。

そんな時は隣に座って

「じゃあこっちみてよ。いつものご褒美ちょーだい!」

「やだ」


あれ?今日はいつになくご機嫌斜めの様子。

今日はちょっと調子に乗りすぎたかな。




しばらく見つめても無視してメニューを見続ける。

ふーっとため息をつき、君の名前を呼ぶ。



いつもよりたくさん。

たっぷりの愛を込めて。

すると観念したのかようやく笑顔になってこっちを見てくれた。





チュ❤




「/////」

「さ、今日は何食べよっか?」

「今日は1番高いの奢って貰うからね」





いつもヤキモチ妬かせてごめんね。

だけどこれが俺のスタイルだから。





でもね、一言いわせて貰うと。

俺の最大級のファンサを受けられるのは君だけなんだよ❤









❤終わり❤