沖縄最終日は首里城と海軍司令部壕 | そらの子育て日記

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日々の子育ての記録

沖縄旅行の最終日は、空港周辺に戻り、
首里城と海軍司令部壕へ。

せっかくなので事前にお勉強してから行きましたが、
その中で面白いなと思ったポイントをいくつか。


首里城について一番最初にくぐる門。
守礼門。

掲げられた看板は、
「守礼之邦」…礼節を重んじる国ですよ、
貴方を歓迎します。

という意味で、主に中国からの使者を迎える時に使ったそう。

が、招かれざる客の場合は…

「中山府」(単に琉球国の意)
と言う看板を掲げます。


その「中山府」の看板で迎えられた幕末の偉人が…

ペリー!

黒船で琉球にも来ましたが、
強行に開国を迫るアメリカからの使者を
琉球国は歓迎せず、それを暗に示したということです(^_^;)


琉球国王も祈りを捧げた場所。
今も、儀式をしている方を見かけました。



華麗な首里城。


赤い瓦が印象的ですが、
比較的簡単に作れて安価な赤瓦を使うようになったのは、実は近年のこと。
再建前は黒い瓦だったようです。

黒い瓦の首里城も素敵だったでしょうね。


紫禁城に習った中国風の装飾の他、和風の書院も。


四度の火災、戦火で焼失するたび、
大量の木材を要して復元されました。




沖縄戦では、第32総司令部が首里城の下にあり、
軍艦ミシシッピの砲撃で貴重な文化財とともに焼失してしまいました。

さて、首里城のあとは、
沖縄戦終盤に孤立し死闘を繰り広げた
海軍司令部壕へ。

枝に短剣を付けた粗末な武器…。
これを持って壕から戦いに赴き、
皆帰らなかった…。


自決した際の手榴弾の跡、
手作業で掘ったツルハシの跡、
下級兵士がひしめき合って立ったまま休んだ廊下…生々しいものでした。



沖縄のあちこちでみた、イソヒヨドリ。
青と赤のツートンカラーが綺麗でした。


沖縄を満喫した3泊4日。
無事、仙台に戻りました(^_^)/

空港で、小さなリュックをどーしても預けると言い張る長男(^_^;)


また沖縄行きたいです(^_^)/