カウンセリングが何度でも無料の近所の美容皮膚科へ行ってきました。
そこは、前回、顔のシミを取るのにお世話になったところです。
ここの女医さんがまた雪のように白い肌で、いろいろ自分自身に処置されているなあ、となんとなく分かります。忙しくても、まるで忙しくないかのように、落ち着いて丁寧に話を聞いてくれて、いつまででも相談できそうな優しい雰囲気の女医さんです。
今日は、私は兼ねてから気になっていた、脂肪溶解注射についてあまりにもわからないことが多く質問してみました。
その前に、それ以前のことを少しお話ししておきます。
私は、ガリガリの瘦せ型なのですが、高校生くらいの頃から、手も足も細いまま、顔だけがムクムクと脹れることが多くて、今でもそれが繰り返されています。
一見、太ったのか、と人に言われるのですが、体重は全く変わりなく、顔はしっかり二重顎。
そこで、注射で脂肪細胞を減らすことができれば、今後これに悩まされなくて済むのでは、と脂肪溶解注射について自分でリサーチを始めました。
そもそも、脂肪溶解注射とは、脂肪細胞自体を溶かして、消してしまうというものです。
どうやら人は、脂肪細胞を持っており、その脂肪細胞自体はそう簡単に増えたり減ったりしないようです。脂肪細胞が脂肪を蓄積し膨らむと太って見え、脂肪細胞が脂肪を蓄積していなければ、痩せて見えます。脂肪を蓄積できる脂肪細胞自体の数が変わらない限り、リバウンドということは同然起こるわけです。しかし、脂肪を蓄積できる脂肪細胞自体が減れば、脂肪は蓄積される場所が減るわけですから、リバウンドしない細胞からの根本的なダイエット治療が可能なわけです。
もちろん、脂肪細胞を身体からゼロにすることはできませんから、少なくとも体にある脂肪細胞がまた蓄積して前よりふっくらすることは考えられますが、脂肪細胞自体が少なければ、その全体量が変わってくるには違いありません。
調べても調べても分からないのは、脂肪溶解注射とBNLSの違いです。
どこの大手美容整形外科のホームページ曖昧で、「BNLS注射の方が脂肪溶解注射と比べて腫れも少なく、効果は同じである」と謳っています。
ところが、どうやら中身は当然違う。
以下は「医師が教える綺麗の教科書」というサイト様からの引用です。
脂肪溶解注射とはPPC（フォスファチジルコリン）とDOC（デオキシコール酸）が両方入っているものを呼んでいました。簡単に行ってしまえばDOCが脂肪を壊す作用、PPCが壊れた脂肪を溶かすような作用と考えられています。しかし、DOCは特に腫れが出る成分です。出来るだけ腫れを出さないように、このDOCを除いてPPCのみ入っている商品で「リジェンスリム」と言うものがあます。また、PPCもDOCも入ってない「輪郭注射」や「BNLS」と言うものも最近出てきました。PPCもDOCも入っていないので脂肪溶解注射の概念とは違ってきますが、分りやすくここで扱っています。従来のPPCやDOCが入っている脂肪溶解注射は腫れが出ます。顔の部位にもよりますが、1週間ほど腫れますので使用がしにくい部位でした。ですので、リジェンスリムや輪郭注射、BNLSは顔に使用しやすいと言う利点があります。ただし、その作用機序（どのような理由で効いているか）については不明なことも多く、リバウンドしないのかなども含めて今後長期的な成績発表が期待されます。
もし、ここに書かれていることが本当であれば、脂肪細胞を壊す作用の薬は入っていないことになります。
脂肪溶解注射が、脂肪細胞から破壊してくれるのに対して、果たしてBNLS注射はそこまでしてくれるのか。
大手有名美容外科クリニックSにメールで問い合わせてみました。
BNLS注射について
「薬剤についてなのですが、脂肪を壊すDOCも壊れた脂肪を溶かすPPCも入っていないことを考えると、本当にリバウンドしないと言えるのかどうか気になっています。
根本的に脂肪細胞自体が無くなるのでしょうか。」
するとこのようなお返事でした。
「脂肪自体が無くなるのではなく、脂肪吸収抑制、
脂肪代謝促進効果があるものとお考えください。」
やはり、脂肪細胞を根本から減少させるのではなく、脂肪細胞に脂肪が蓄積されるのを抑制、または蓄積された脂肪をなんらかの形で減らす、という方向性なのかもしれません。
「脂肪を溶かし老廃物の排出を促す」という謳い文句だとしたら、脂肪細胞自体といよりも脂肪細胞に蓄積された脂肪を溶かすと捉えるべきなのでしょうか。
だとしたら、BNLSなんかよりも、絶対に脂肪溶解注射の方が良いではないか。
私はそう思ったわけです。
そこで、最初の話にようやく戻りますが、その優しい女医さんに、自分がリサーチしたことを交えながら、脂肪溶解注射の方が明らかに良いのではないかと聞いてみました。
長くなりましたので、続きはまた後ほど