皆さんこんにちは!学生ライターの原子です。

今回は、元々事務職採用としてアーバンフューネスに入社し、後にアーバンフューネス初の納棺師としてステップアップした赤石澤さんにインタビューを行いました!

皆さん、そもそも納棺師というお仕事をご存知でしょうか?
納棺師とは、映画『おくりびと』でも取り上げられた、故人様の最後の身支度を整えるプロフェッショナルです。

 

赤石澤さんは21歳のときにたまたま納棺師募集の広告を見つけ、どこか惹かれるものがあってこの道に足を踏み入れました。初めてプロの納棺師のお仕事を見学したときには、「これは私には出来ない」と衝撃を受けたとのこと。しかし同時に、最初は遠くで恐る恐る見ていた家族が、綺麗に旅支度を整えた故人様の元に嬉しそうに駆け寄る姿に感動したそうです。そしていつか納棺師になる夢を叶えようと、まずは地元の葬儀会社の事務職で働き始めました。

 

そして震災を機に上京し、アーバンフューネスに入社。入社して1年後、上司との雑談の中で納棺師になりたいという話をしたところ、その話が社長まで伝わり、翌月には福井県にある納棺師の養成施設に出発。そこから三ヶ月間みっちりと研修を受け、「ご家族にとって大切な方に触れるのだから」と所作からまずは叩きこまれたそうです。

納棺師のやりがいについて尋ねると、あるエピソードを話してくれました。
以前お手伝いしたおばあさま。お体とお顔を整え、綺麗になったおばあちゃんを見て、ご家族の方々がそばに近づいて、「おばあちゃん、いってらっしゃい」とお顔にキスをされたそうです。その姿を見たときは、なんとも言えない温かい気持ちになったという赤石澤さん。本当にありがとうと握手を求められたこともあるそうです。

赤石澤さんは、物腰の丁寧な、とても柔らかく微笑まれる女性で、こんな素敵な方なら大切な家族を安心して委ねられるなぁと、インタビューをしているこちらも温かい気持ちになりました。