翌朝は6時に起きて
身支度と荷造り
山登りというと
3時4時起きが普通なので
ゆっくり寝られて満足
そういえば時差が4時間あるから
体内時間は深夜2時…
どんだけ元気なんだ??


予めまとめてあった荷物をまとめ
ザックを背負ってチェックアウト
ハイク後に戻ってくるので
でかいトランクをホテルに預けて
いざ出陣
これから5日間
背負い続けるザック
多分
7キロくらい?
友達に「重いっ!」って言われました


ハイク最終日に泊まる
ミルフォードサウンドの宿に
最終日に着る服や靴など
ハイクに持ち歩かない荷物を
別便で送ってもらえるので
昨日もらった
アルティメイトハイクス社の
赤いバッグに詰め
手元荷物はサコシェに入れて下げる


朝ごはんはホテルで取らず
ツーリストに教えてもらった
朝からやってるカフェへ


私はエッグ&トースト
友達はエッグベネディクト
そしてカフェオレ


地元の人達がモーニングを食べに来るような
カジュアルで素敵なお店でした


おしゃべりしながら
ゆっくり朝食をとり
いよいよ現地事務所へ
みなさん既にワイワイがやがや
楽しそうに英語の会話が飛び交ってます
微妙に不安
…仲間に入れるかしら??



随行のガイドのうち
唯一の女性
ティリーが笑顔で名札を手渡してくれました



今回のチーム#81のガイドは
特徴的な男性ガイド3人とティリーの4人
最後の最後まで
ティリー以外は名前が覚えられなくて
ひげ
もじゃもじゃ
かれ
なんて呼んでました(笑)


今回のチームは定員50名に対して
49人
国籍は様々
オーストラリア
ニュージーランド
イギリス
フランス
韓国
カナダ
アメリカ…

一番多かったのは
チームKorea
9人と5人と1人の2組で15人


そのせいか
日本人スタッフは居なかったけど
韓国人のフタッフは見送りに来てました


最初に説明があって
何が何やら分からないうちに
バスに乗って
出発


しばらく走ると


窓の外は
羊、羊、羊
さすか酪農王国
呆れるほど羊
たまに牛、アルパカ


最初は羊が見えるたびに
大騒ぎしたあたしたちですか
30分もすると
当たり前の風景に

それにしても
羊も牛も
めっちゃ密集
でも広い農場で
ノンビリしてるように見える


自然の中でのびのび〜


その姿をみて思う
「帰国したらニュージやオージーの牛肉
 食べよう」

今まで
スーパーでも
日本の牛、安心
選ぶなら国内産
って思ってきたけど
ニュージの牛は
広大な自然の中で育ってるんだもの
どちらが安心かは知らないけど
自然の中で育った牛がいいな
とアタシは思ったので…


途中、トイレ休憩


ちなみにコレはトイレにひしめく人々ではなく
中にある地図を眺めてるところ

ここがクイーンズタウン
今はここ
ここでお昼
ここから船に乗って
ここからここまで歩く

ミルフォードトラックの地図は
昨日もらったけど
全体像が分かってなかったので
やっと理解する


英語がわからなくても
地図はわかる
うんうん

再びバスに揺られ
一時間程で美しい湖畔の街
テ・アナウに到着






サンドイッチやサラダ、フルーツが並ぶ
贅沢なブュッフェ・ランチ
全部込み込み




ゆっくりとランチをとってから
再びバスに乗り
ボート乗り場へ



ザックを背負った人から
ボートに乗っていいよぉ
と、いうことで
続々と乗り込み
いよいよスタート


ここまでくる間にも
その大自然には圧倒されたけど
ミルフォードトラックに着く前の
このクルーズ時点で
すでに
想像を超える美しい風景が
広がり、圧倒


来て良かった




近くを行くのは
個人ウォークのモーターボート




とにかく美しいフィヨルド湖の風景に
目を奪われているうちに
およそ1時間で
ミルフォードトラック入口に到着



一人ずつ靴を消毒して上陸



トレッキングのはじまり、はじまり〜

もう最高にアゲアゲですが
わたわたしている間に
みんなドンドン出発

私と友達は
一番最後に記念撮影してもらって
ひげのガイドに追い立てられるように歩き始め

「日本に行ったことあるよ!
 カブキチョーとヨコハマ
 ポケモンミュージアムに行った」
「クレイジーだった🤪」

なんて話をしながら
ズンズン歩くこと20分
あっという間に本日の宿
グレードハウスに到着

宿では毎日
ジュースと水
そしてクッキーやフルーツのスナックが
迎えてくれました

今日はちょっとしか歩いてないけど
嬉しい❤️

部屋割りを教えてもらい
「ネイチャーツアーに行くから
 20分後に集合!」


このツアー
個室や二人部屋もあるんだけど
アタシ達は男女別の相部屋を選択
なぜなら安かったから
それに
他の国の人たちと相部屋なんて
なんか楽しみじゃない?


でも
行ってみると
二段ベッドが2つの4人部屋に
アタシと友達の二人でした





それはそれでラッキー

重い荷物を下ろして
身軽になって集合

「4班になるから
 テキトーに分かれて!」
と言われ
友達と2人でどうしようか迷っていたら
TEAM Koreaの人が
「一緒に行きましょう!」
と、日本語で誘ってくれて
一緒に行くことに


実のところ
最近、関係があまりよろしくない私達の国
仲良くしてもらえるかしら?
と、沢山のTEAM Koreanをみて
不安だったのですが
笑顔で
「一緒に行きましょうよ!」


ずっと英語の説明が
良くわからなかった私達は
すごく嬉しかった


植物や自然保護のこと
そして
ミルフォードトラックの歩き方などについて
基本的な説明を聞きながら小一時間
素敵な渓流沿いに出ました




飲めるよ〜
と、言われて一口含んでみたら
「甘い!」
まろやかで
甘い
ものすごく美味しい水でした

「甘露!ってこういう事を言うんだね」
と、納得
(ホントは違うかも?(笑))




貸してもらったニュージの植物の本
アルティメイトハイクの
ウォーターボトルに
「甘い水」を詰め
そこで自由解散





宿に帰ってからはシャワー
山小屋とは名ばかり
シャワーブースがあり
バスタオルとフェイスタオルもついている
贅沢!!

「先に行くねぇ」
と先にシャワー室に行った友達が
バスタオルを置き忘れているのに気づき
届けるという
笑えるアクシデントはあったものの
無事に初シャワー終了

今日着たものを洗濯をして乾燥室に干し
(一晩でほとんど乾く
 強力な乾燥室付き!
 ただし、洗濯はせっけんで手洗い)
夕食

夕食はパスの中で3種類の中から選んだ



鹿肉のワイン煮込み

これ
山の食事とは考えられない!
超豪華

しかも

デザートつきラブ
こんな贅沢なトレッキング
日本では考えられない
しかも街中ではなく
大自然の中のまさに山小屋!!
なんて素敵!





食後はリビングに集まって
ミーティング


これからは毎晩
スライドを使って
翌日のスケジュールと
コースの説明
そして
初日だけでしたが
国毎の自己紹介


拙い英語で
皆さんと友達になりたいです
3歳児に話しかけるみたいに話して下さい
と自己紹介


友達が
I like hiking and drinking!
と自己紹介したので
私もI love beer!
で、2人とも爆笑で受け入れてもらえました


残念ながら
期待された星空は望めず
でしたが
初日の夜は
期待以上の興奮
翌日に備えて消灯の10時には
ベッドに入ったものの
なかなか寝つかれず


まだ1日だけど
広大な大自然の中にいる感動と
これからの長い道のりへの
期待と不安で
もぞもぞもぞもぞしながら
細切れの夜はふけたのでした


ちなみに
山小屋での眠りは
いつもこんな調子なので
特に焦りはなく
「こんな良いベッドでも眠れないかぁ」
なんて思いながら
過ごしてました


でも
翌朝友達が
「寒かったから毛布をかけた」
っていうのを聞いて
全く気づかなかったので
眠れてるんだよね
…いつも山小屋で眠れてるらしいように(笑)