今日
従兄弟から電話があって
伯母(父の姉)が亡くなったと聞いた
伯母は
伯父、つまり叔母の配偶者が
働き盛りの時に大事故で
車椅子の生活になる障害をおってしまい
その後の生活を
自ら介護の仕事をして支えた
歳をとったら
早くから手配して
伯父と一緒にとっとと自分も特養に入り
子供には極力迷惑をかけないという
実に格好いい生き方をしていた
私が卒業した学校の大先輩ということもあり
大好きだった伯母なので
すごく悲しい
母にとっては小姑であり
はっきりした性格だから
色々辛いことも言われたようだが
私は勝手に
似た境遇の大先輩として
すごくすごく尊敬していた
娘が中学受験の時に
私達の母校は
入るのがすごく難しくなっちゃったんだよ
と話したら
ニヤッと、笑って
「私の時は『いらはい、いらはい』だったのよ」
と言った
お茶目な伯母だった
もちろん
途中で投げ出した私と違い
伯父を最後まで支えて
頑張った伯母の苦労は
私の比ではないけど…
92歳
病気ではなく
最近は食事を食べなくなっていたという
大往生
苦しむ事もなく安らかなお顔だったそう
おばちゃん
おばちゃんは
最期まで格好良かった
素敵だった
逝く前に会えなくて
残念だったな
いつかまた会った時に
恥ずかしくないように生きるから
その時まで
またね
さよなら