僕がこの世界に本格的に入るきっかけになったのは、確か1998年末から1999年にかけて、XMLを使ったビジネスがどのようなものがあるのだろうかということを考えたとき。

そのときは、まだまだXMLに関しての書籍が全然なくて、ようやく見つけた本が、この「XML Applications」でした。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/1861001525/102-8412392-2436935?v=glance

出版されたのがNovember 1, 1998だから、記憶も合ってる(笑)。

で、この中のとある企業に僕は衝撃を受けた。それがJUNGLEEだった。この会社はVirtualDatabaseTechnologyという技術を使って、データとして整理されてないHTMLファイルからデータを抽出して、一元管理するという技術なんだけれど、これを使って価格比較サイトや求人情報比較サイトを運営していた。
>http://www.xml.com/pub/a/SeyboldReport/ip011201.html

それを見て、これと同じようなシステムを作ろうと思って、いろいろ画策して、IPAの助成金を取ったりしてやったのが1999年。結局実用化されないままに終わってしまったけれど。。。

で、そのJUNGLEEにシードで投資していたのが、この「エンジニアよ挑戦せよ。」を書いた平強さん。


偶然、この本を読んでいてJUNGLEEに投資したときの話が書いてあってちょっとびっくりしました。この人があのJUNGLEEの生みの親だったのかと。

で、実はもうひとつの偶然がある。実はいろいろ紆余曲折はあったけれど、7月からようやくあの当時にやろうと思った価格比較サイトの運営を会社で始めることが出来るようになったのです。5年越しの野望なだけに思い入れもたっぷり(笑)。

最後にこの本の中のワンフレーズを紹介。

『いつでも、だれにでも挑戦のチャンスはあるのです。
挑戦しつづけなければ、駄目なのです。
挑戦し続ければ、きっと新しい未来が開けますよ』