以前、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」を読んで自分の強みを

調べたところ、

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす/日本経済新聞出版社

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僕の強みは、下記の5つでした。

S E L F - A S S U R A N C E / 自 己 確 信
A C T I V A T O R / 活 発 性
L E A R N E R / 学 習 欲
P O S I T I V I T Y / ポ ジ テ ィ ブ
F O C U S / 目 標 志 向







この中でも一番の強みが、この「自己確信」なんですが、

自己確信という資質を持つ人は、自分の能力と判断力に自信を
持っています。
まるで、自分が正しい方向へ進んでいることを教えてくれる
羅針盤が体内に備わっているかのようです。


とあります。







誰もが反対することであっても、まずは自分が自分を信じて

一歩踏み出してみる、という時にはこの自己確信というのは

とても強みになるなぁと実感しています。

学生結婚とか、転職とか、起業とか、事業転換とかが

まさにそういう時でした。






でも一方でこれはマイナス面もあって、自己確信が強いと

自分の中の『譲れないもの』に拘泥して、人の意見を

聞き入れなかったり、頭から否定したり、自分の意見を

ゴリ押ししがちなところに繋がりやすい(;^_^A

この『譲れないもの』が、自分の考え、そのものになって

しまったり、自分のプライドに置き換わったりすると、

本末転倒になる。







このバランスを取るのはとても難しいのだけれど、

まずこの『譲れないもの』を何とするか、において

昔は、自分の中の『自分が信じる正しさ(信条)』みたいな

ものにしていた気がします。

でもいつの頃からか、『いかにVOYAGE GROUPが成功するか』、

これが唯一の『譲れないもの』になった。

主語を『自分』じゃなくて、『VOYAGE GROUP』にすることで

気持ちがとても楽になりました。







これはスタートアップにおける資本政策においても通じる

部分だと思うのですが、創業者が「自分」を主語にして

資本政策を考えているとなかなか回りの協力が得られなくて、

結果として事業もスケールしなくても会社が大きくならない

というのと似ている。







あと、普段、心掛けているのが「自らを疑うスタンス」を持って

そもそも自分の中の「羅針盤」が壊れているかも、とか

本当にこれでいいんだっけ?とか、他のもっと良い考えが

あるのでは?と敢えて考えるようにしています。







具体的には、議論でカッとなった時に一息入れてみる。

相手を否定したい、論破したい気持ちを抑えて、まずは

相手の言い分を聞いてみる。

自分の考えと相手の考えを言葉に書いてみる。

相手の考えの前提条件は何なのか?逆に一緒のところは

どこなのか?と議論の前提条件を合わせてみる、とかね。






昨日の藤田さんのエントリー「自信がある人の落とし穴」を

読んで考えたことでした。
http://ameblo.jp/shibuya/entry-11531028586.html