先日、ECナビ事業本部の本部長のTさんと話していて

「昔と比べると本当に組織の状態が良くなった」

という話になった。

彼は2年ほど前に責任者になってすぐの頃に、

暗黒時代(!)があって、責任者として四面楚歌の状態で

にっちもさっちもいかなくなった状態から、

何とか立て直してきただけに僕も感慨深く話を聞いた。







今だから言えるけれど、その当時、ECナビ事業本部は

本当に澱んでいた。

チームとして結果がなかなか出なくて退職も相次いでいたし、

みんなが自信を失っていた。

そして新しく責任者となったTさんは、やること全てが

空回りしてしまっていた。

いまとなっては、本当に信じられないことだけれど。







かなりヤバイ状況になって僕も見過ごすことは出来なくなり、

皆の話を聞いてみたところ、何となくおぼろげながら問題点が

見えてきた。

話しを聞いてみると、一人一人のモチベーションは高いものの、

組織の中におけるコミュニケーションが噛み合わず、

ベクトルがバラバラで組織全体が空回りしている状態だった。








組織が停滞している組織は、大体において組織内の

コミュニケーションがうまく回ってないことが多い。

逆に事業がうまくいっている会社や事業ってのは、

このコミュニケーションもうまく回っていることが

多いように思う。







縦・横・ナナメ、順流と逆流、オフィシャルと

アンオフィシャル、共有と決断、Dayly・Weekly・Monthly、

といったように「情報」がいつどこでどう流れていくか、

どう流れるようにしていくか。







こういった組織設計というか、コミュニケーションがしっかりと

取れる組織をつくると、自然と一人一人の力がしっかりとチームの

ベクトルと合わさり、1+1が2ではなくて、3にも5にも

なるようになっていき、結果として自然に事業も

好転していくことが多いように思う。








ECナビ事業本部においてもきちんと「情報」が流れていくように

組織や会議、MLなどを整えていったら自然とチームも

うまく回りはじめ、結果が出るようになり、あの当時の「暗黒時代」を

笑い話に出来るくらいに自信にあふれるチームになった。







逆境は大きく飛躍するチャンス。

壁を乗り越えることで、人も組織も強くなる。

創業以来、振り返れば、逆境だらけ、失敗だらけでしたが、

そういった経験のすべてが今の自分の血肉を作ってきた気がします。

そんな自分にとっての失敗談をざっくばらんな形でこちらで

お話します。

興味のある方はぜひ!

http://shimatsusyousami.peatix.com/