先日、中国で一緒に事業をやっているパートナーでもある

ジャピオンの片岡さんと中国で事業をやっていく時に

うまくいく日本人の特徴について話になりました。






片岡さんは、中国で駐在している日本人であれば、

誰もが知っているであろう、フリーペーパーの

上海ジャピオン」を立ち上げて、最近は同業の

「Whenever」の経営にも携わっている経営者の方。








彼が言うには、中国でうまくいく日本人の人は、

ずうずうしいくらい相談してくる人だといって

いました。

別にお金がもらえる訳でもないんだけれど、

いろいろ紹介したり、アドバイスしたり

しちゃうんだよね、と。








確かにこれは僕自身も思い当たるところがあります。

誰かが何かを始めようとしたときに、なぜかは知らないけれど

思わず手伝ってあげたくなてしまう人っているなーと。

僕自身、今に至るまでに全部が自分ひとりの力で来たわけではなく、

本当に数多くの人に助けてもらいながら今に至っています。







でも世の中には、困っていても誰からも助けてもらえない人も

いるわけです。

これはなんでなんだろう?

逆に助けてもらいやすい人ってどういう人なんだろうか?








思うにそれがフトコロ力なんだと思う。

勝手に命名してみました(^_^;)

『ふところか』、じゃなくて『懐(ふとくろ)力(リョク)』です。

相手の懐にぐいっと入り込んで、助けてあげようと

思わせるチカラ。






特に創業期やゼロからイチをつくる時に、このフトコロ力を

持っている人は、それだけで成功確率が上がる気がします。

例えば最近の起業家でフトコロ力あるなぁと思うのは、

例えば、trippieceの石田言行さんやbox2youの一ツ木さんとか。

こういう力があると言われて嬉しくないかもしれないけれど。







ではこの力を磨くor身に着けるにはどうすればいいか、ですが、

これは、もう素直に自分が出来ないことは出来ないということを

認めたうえで、でも熱意をもって相談することだけだと思う。

遠慮し過ぎない。かといって、礼儀をわきまえないのはダメ。

この絶妙なバランスが大事なんだと思う。

でも大概の人って、人から相談されたり、頼られるのは

好きだと思う。

あまり迷惑かな、とか思わず、思い切ってドアを叩いてみると

いいんじゃないかと思うな。

という訳で、今日も起業家からの相談が1件入ってます。

どんな話か楽しみです。