先週販売された「爆速経営」を

爆速経営―新生ヤフーの500日/日経BP社

¥1,575
Amazon.co.jp

早速この週末に読んでみた。






そもそも読もうと思ったのは、やはり新経営体制に

なってから、回りから見ていて本当にびっくりする

くらいyahooは変わった。

メディアから伝わってくる、「爆速」とか、「ワイルド」と

いったキーワードだけではなく、実際に働いている人達の

目の輝きが変わったようにも思う。






読んでみて、やっぱりそうか、と思う点がひとつ。

それは、「コトバ」をとても大事に選んでいたということ。

ビジョンだったり、行動規範だったり、浸透しやすい

「コトバ」にすることに相当こだわっていたんだということ。






それが結果として「爆速」とか、「異業種最強タッグ」、

「10倍挑戦して、5倍失敗して、2倍成功する」といった

とても判りやすいフレーズになって社内外に浸透して

行動原理として組織を引っ張っているように思う。







これは僕もサイバーの取締役になって役員会の中で

新しい制度を作ったりするときに、制度の中身について

議論するだけではなく、どのような制度の名前にするか、

についてもそれと同じくらい議論した時に感じたことの

ひとつ。

あの当時は、なんでそんなにネーミングにこだわるのか

あまり理解できなかったけれど(;^_^A






組織が拡大していく中で、きめ細かい戦略や考えは

なかなか組織の細部にまでは浸透しなくなる。

そうなってくるといかにシンプルなメッセージで

判りやすく伝えるか、ということがとても大事。

まさに言霊として、コトバに魂を乗せていって

コトバが自走するようになれば本物だと思う。






にしても、あのヤフーの規模でこれをやっているのは

本当にすごいなと思う。

同世代の人達がこうやって結果を出していることに

誇りと焦りを感じつつ、今日も頑張ります!