VOYAGE GROUPでは「事業開発」を支える仕組みとして、

様々な仕組みを作ってきました。

http://voyagegroup.com/business/development-system/





これらの仕組みはひとつひとつが独立したもので

あると同時に、それらは有機的に繋がっており、

年々それらが積み重なっていくことで会社の強みと

なってきています。





昨年一年を振り返ってみると、スマホ分野などの成長市場において

JIGYORP(ジギョプロ)という社内の事業管理の

仕組みの上でも3つの事業を開始しました。

また既存事業内でも新しいサービスをいくつかリリースして

事業成長に貢献しています。





また既存事業内においても、組織体制やミッション、

KPIの見直しといった実行部分における事業開発を行い、

事業の成長フェーズに合わせた事業開発が自然と出来るように

なってきました。





また、その一方で、昨年は5つの事業の撤退の意思決定も行いました。





これらの「立ち上げ」も「成長加速」も「撤退」も

全て「事業開発」のひとつだと僕は考えています。

つまり、VOYAGE GROUPにとって事業開発というのは、

単に新規事業を「立ち上げ」ることを意味するだけではなく、

事業が立ち上がった後の「成長を加速」させる事業開発もあれば、

事業の「撤退」も事業開発の一部であり、「事業開発」とは、

まさにこういった一連のプロセス全体を指すコトバだと思ってます。





とは言え、この「事業開発」のプロセスにおいて一番

意思決定が難しいのが、やはり「撤退」であることは

言うまでもありません。

事業としてうまくいかなくて撤退することもあれば、

かつてうまくいったけれど、市場が縮小して撤退する場合も

あるけれど、どちらにせよ「撤退」と向き合い、

意思決定し、最後の殿(しんがり)を務めるのはしんどい。

でも、だからこそこういった撤退を経験することで人も

組織も大きく成長を遂げる。






事業開発を一連のプロセスとして捉えることによって

撤退自体は失敗ではなく、次の事業開発へ繋げていくための

ひとつのプロセスとなる。

そして会社全体で複数の「事業開発」を同時に行うことで

伸び悩む事業や立ち上がらなかった事業から、成長事業へ

適切な人員配置を適宜行い、ノウハウの共有も進めていく。





ここ数年でこれらが全体として有機的に繋がっていく状況が

ようやく作れてきました。

引き続き、事業開発を一連のプロセスとして捉え、

成功も失敗も次の挑戦の糧にしながら、

持続的に成長し続けていくスゴイ会社を作っていきたいと思います。