年末ぐらいから、紋々と一人で2014年はどういう年に

なるんだろう?と考えていたのですが、年明けにふと

「いや、これ一人で考えるよりもみんなで考えたほうが

より網羅的に業界の動向も知れるんじゃない?」と

社内の有志を集めて、集中的にネット業界がどうなるか、

ということをブレストしました。









ネット広告がどうなるのか、RTB広告市場はどうなる?

スマホ広告市場は?SSPは?DMPは?DSPは?などなど

話しはいろいろ発散しつつも、メディアやアドテクなど

それぞれが見えていることとこうやってテーブルの上に

広げて共有し、それをひとつの形に出来たのは意味が

あったのかなと思います。







一部だけですが、シェア。

【ネット業界全般】
・消費税増税するものの、アベノミクス景気は衰えず、ネット企業が続々と上場。資金調達した企業による積極的な投資が続き、ネット業界は更に活性化。結果として、調達した資金は、採用費(人件費)と広告費に使われることが多くなり、関連業界も盛り上がる。
・ネット業界と決済業界、ネット業界とリサーチ業界、ネット業界とクレカ業界といったように隣接していた業界の区切りが曖昧となり、ふたつの業界を跨いだサービスがどんどん出てくる。
・日本経済の活性化及びスマホ普及率の高さから、ソシャゲ業界だけではなく、UBERやairbnbのような海外の新興ネット企業が積極的に日本市場へ進出してくる。

【ネット広告業界】
・ソチ五輪2月7~23日により、オリンピック特需、更には消費税駆け込み需要等により、1-3月は非常に広告市場は活性化。1-3月のネット広告市場は通常の1-3月と比較しても、昨年10-12月と比較しても大きく盛り上がる。
・4-6月については、消費税の駆け込み需要により、いったん広告市場も盛り下がるものの、5月のGW明けまでは不透明な状況。とは言え、販促広告がメインであるネット広告においては、あまりこの影響は受けない。いったん耐久消費財系のクライアントは出し控えがあるものの、引き続き、ネット広告全般においては好調が続く。
・広告主のROI志向は高まり、運用型広告の比率が更に増えていく。
・インバウンドマーケティングのようなBtoCの世界でノウハウをBtoBの世界へ応用させていくことで、BtoBの世界におけるネット革命が急速に起きていく。

【EC業界】
・amazonと楽天の二強が更に強くなる。
・通常のECサイトがようやくスマホ化対応を完了し(LPだけではなく、購入ページなど全体がスマホ最適化が進み)、ECサイトの広告予算がスマホにも同様に流れてくる。スマホでのUXを最適にしたところは、急速に伸びる。