新卒社員に誘われて飲みに行ってきました。

組織が大きくなると、飲みに誘われにくくなる中で

こういう誘いはうれしいものです(*^_^*)





さて、その飲みの中で、

「今まで当たり前のように目標を達成してきたけれど、

今Qは予算が高くて達成出来そうにないのがとても

プレッシャーなんです。宇佐美さんはそういうときに

どうそれを乗り越えてきたんですか?」という質問がありました。




そこで話したことをメモ代わりにここにも書いておきます。




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目標は達成して当たり前と思うことももちろん場合によっては

必要だし、同期が達成している中で焦る気持ちは分るけれど、

他の人と比較してどうこう考えるより、自分の中の基準と

照らし合わせて考えることが大事なんだと思う。





そしてもし仮に達成が本当に難しい状況なのであれば、

それを素直に認めて、そのうえで、それでもそれが出来たら

スゴイじゃん、って思えばいいんじゃないかなー。

出来なかったことをマイナスに考えるより、出来たことを

プラスに考えてみると気持ちが楽になるので。





実際、VOYAGE GROUPにおいても2010年くらいの頃に、提携先との

取引がなくなることで業績が悪化して赤字転落するかもという時があった。

最初は、赤字になったらどうしよう?ということで不安だったけれど、

よくよく考えてみると、赤字になったところで営利で▲5億円くらい。

その当時のキャッシュ残としては、赤字が5年続いても大丈夫な状況という

ことに気づいて、であれば「赤字になったらどうしよう?」という

考えではなく、「この状況から黒字化させて、再成長軌道にのせられたら

経営者としてスゴイ経験が出来る!」でした。

こう考えたらすごく気が楽になったよ、と。


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ちなみに、そのときにいくつか新しい事業への取り組みを

進めたのですが、そのうちのひとつが今の主力事業である

SSPの「fluct」でした。





適度なプレッシャーは良いけれど、過度なプレッシャーは

マイナスのほうが大きくなってしまうので、こんな考え方も

あるんだな、と思ってもらえれば。