荘川桜の私設エイドの付近は御母衣湖付近で、景色も最高でした。荘川桜が、つぼみだったこともあり交通量が少なく助かったのかもしれません。


私設エイドで約20分マッサージしてもらってからは、足も軽くなり制限時間内完走が漠然とですが見えてきたのか「楽しい!」「幸せ!」と春日井のY下さんと話しながら走っていました。


御母衣湖の長いトンネルの出口でぶんちゃまとこたらっち監視人様が私設エイドを開いてくれており、トンエルで埃で喉も鼻も気分が悪い中で口をゆすぐことが出来て良かったですしエアーサロンパスで気になっていた左太ももが冷却できました。このあたりで三重のT井さん(このときは一緒にゴールするなんて思いませんでした)を一旦抜かしました。


御母衣ダムを過ぎて、白山登山口で右折して旧道に入るところで八重ちゃんに追い付きました。そして、ネイチャーのエイドは「白山タクシー」なんだよと教えて頂き、満開の平瀬の佐藤桜を見ながら「平瀬の私設エイド」でおかゆを頂きました。


私設エイドを後にし、再び国道156号を走っていきました。鳩谷ダム湖に入ったあたりで八重ちゃんと別れて春日井のY下さんと白川郷分水嶺を目指しました。


白川郷分水嶺のエイド(第八チェックポイント)では、ラン友のサーモンP&ピ~嫁夫妻が担当してくれていました。ここでもおかゆといっぱいいっぱいエネルギーを頂いた気がします。


白川郷分水嶺のエイドを出るとすぐに旧道を右に曲がりGWで混雑する白川郷の合掌集落の中に入りました。
ウシ麿日記-gassyou

それにしても、すごい人・車で歩き走りでした。


そして、156号に合流するところでコンビニがあり多くのランナーが休憩していましたが、麿は素通りしました。通り過ぎて数キロ行ってから、約44キロもの間コンビニが無いことに気づき歩くハメになりました。


飯島トンネルを過ぎたところで歩いていると春日井のY下さんが後ろから声を掛けてくれました(白川郷で前のランナーにつられて旧道に入らずにトンネルを直進してショートカットしたようです)。長いトンネルが連続してあり、埃で鼻も喉もやられて凄く喉が渇きました。


新内ケ戸トンネルを出たところでぶんちゃまとこたらっち監視人様が私設エイドをしてくれていました。恵みのエイドでした。ここで水分補給とエネルギーが切れかかっていたのでサークルKで買っておいた大福を補給しました。ここで、ぶんちゃまは明日の自虐マラニックのために名古屋に帰りました。ありがとうございました。そして、絶対に完走報告するねと誓いました・


飛越峡合掌ラインで橋を渡るごとに岐阜県と富山県を繰り返しておりましたが、埃で喉が乾いてしまい水分節約のため歩いておりました。次の自販機までガマンだ~。


そういっても、チビリチビリと水分補給をしながらも歩いていると八重ちゃんと三重のT井さんが凄い勢いで抜かして行きました。道の駅「ささら館」でエイドがあるからそこまで飛ばすとのことでした。麿もそこまでならなんとかなるかなと思い着こうとしましたが離れる一方でした。


ささら館でエイドを探すと無く、「ショックです!」 出店で団子を買い・水分補給をしました。ふ~、快復だ~!そうこうすると豊明のO河原さんがこたらっち監視人様と応援に来てくれました。O河原さん、ありがとうございます。


八重ちゃん・T井さんと三人で約14キロ先の五箇山・下梨の菰野ランニングクラブのエイドを目指そうと話しておりましたが、190キロ過ぎてから世界の八重ちゃんと一緒に走れるなんてある意味幸せなことだと思いました。


八重ちゃんと一緒にいるT井さんもそれなりの経験のランナーなんだろうなと話を聞いてみると今回初の100km超体験とのことでした。それで、あの走りは麿とは別次元とだと感じ行けるとことまで着いていこうと思いました。


菅沼の合掌集落を過ぎたところで八重ちゃんが、足が痛いので先に行ってとのことでしたのでT井さんと2人で飛ばしました。下りが苦手な麿と下りが得意なT井さん、体力の余裕度も合わせて201キロ過ぎで麿の腰に違和感が出てスローダウン。T井さん一人で先に行ってもらいました。サスガに女子トップですね~!強いです!

歩いたり走ったりしながら歩を進めていると八重ちゃんも追い付かれ、腰に違和感を感じたのでゆっくり行きますと伝えました。そして、すぐにその場の地面でストレッチをしました。結局これが良かったのかその後は大した痛みは出ずに済みました(レース後は、相当な張りでしたが・・・)。


下梨のエイド(第九チエックポイント)204.5キロまでなんとか到着。知った顔も何人か見えて、先日のネイチャーで特集されていた中○さんも見えました。エイドでカレーうどんを補給してエアーサロンパスで腰を冷却してからあまりゆっくりすると筋肉が固まると思い最後の難所といわれる(この先にも難所はありましたが・・・)五箇山越えに歩きました。


つづく・・・。