最近通いだした、横浜の鍼の先生。本も出していたり、雑誌にもたくさんとりあげられてるすごく腕のある方。

その先生、とてもしずかな話し方をされるのですが、そのままの口調で面白いことをいうのでメチャメチャ面白い。

先生によると私は常に交感神経が大暴走していて、”火”らしい。

”香瑠さんは、いまの状態は、、つまり、鼻血ブーなんです。
寝るときも、すぐにねれるというというのは、ただ単に、燃え尽きて寝てるっていうだけなんです。
なので、交感神経をオフにする努力が必要です。ここに来たときは、強制的に交感神経をオフにすることができるわけですが、週に1回ここにきたところで、のこりの6日間鼻血ブーだとなかなか治らないです”

鼻血ブー??あまりにおかしくて、大爆笑。
隣のお客さんは何事がおこったかと、思わず会話がとまってしまうほど。

”いままであらゆることをやりつくして来られたの、わかってるし、食事だなんだっていうのも、専門家にアドバイス受けてるわけだから、僕が指導するようなことじゃないわけです。だとするとやっぱり、交感神経のスイッチを切らないと。。”

そして。

”僕、この5日間、どうしたらいいか、ほんとに、考えたんです。。”

と、おっしゃったあと、しばらくたってまた、

”僕、この5日間、どうしたらいいか、ほんとに、考えたんです。。”

とおっしゃいました。

そこにはものすごい実感がこもっていて、先生の温かさ、優しさにすごく感動しました。

もともと、治療をうけた日自体、本当は先生の医院での施術の日じゃなくて、別の医院に出張治療をしていて、いつもは家に帰ってしまう日なのに、特別にワザワザ戻ってきてくれたのです。

そして、治療が終わると、入り口の外まで出てきて見送ってくれ、私の姿がみえなくなるまで、深々とお辞儀をして頭を下げたままでした。

まだ30代の先生ですが、ほんとうに素晴らしい先生だと感動するとともに、
どの世界でも一流の仕事をする人はひととなりが素晴らしいな、私はこのような素晴らしい人にたくさんであえてとてもありがたい、はやくよくなって先生がたに喜んでもらいたい、とあらためて思いました。