こちら20年くらい前に父から貰った、SEIKOの2JEWELSというトラベルクロック。

昭和30年〜40年くらいに販売されていた、機械式の手巻き時計です。

この子がですね。

ゼンマイを巻いて10〜12時間すると、針が止まるようになってしまった。

チクタクチクタクと時を刻む音はすれど、針は進まず。

そしてゼンマイを巻き直すと針はまた動き始める。

せっかくここまで長く動いていた時計、出来る事ならば直したい。

地元の時計店に持ち込んで、お店のご主人に見てもらい、まずは見積もりを取るためにお預け。

これは完全に私の知識不足でしたが、

機械式時計は定期的にオーバーホールをせねば、内部の油や機器が劣化摩耗して、寿命が縮まってしまうこと。

古い時計はそれを整備できる技術者が少ないため、修理費用が多少かかる可能性があること。

(今のところざっと¥20,000〜¥30,000)

かかる費用は覚悟の上。技術には正当な対価を。

また共に時を刻んでくれますように。