ラモス監督、解任へ 柱谷哲コーチ昇格有力 | 東京ヴェルディ1969議論掲示板 ブログ

ラモス監督、解任へ 柱谷哲コーチ昇格有力

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 ◆J2第13節 東京V1―5水戸(3日・国立競技場)


 東京Vのラモス瑠偉監督(50)が次節6日の京都(西京極)戦後に解任されることが3日、決定的となった。ホームの水戸戦(国立)で1―5の惨敗を喫し、クラブ史上ワーストタイの7連敗。京都戦に勝てば、わずかに続投の可能性を残すとはいえ、非常に厳しい状況に追い込まれた。後任は柱谷哲二コーチ(42)の昇格が濃厚。


 聖地の神様は笑ってはくれなかった。がけっぷちに立たされたラモス監督は、沈痛な面持ちで愛する国立競技場のピッチを見つめていた。


 前節まで今季未勝利、11試合でたった計3得点の水戸を相手に5失点。惨劇ともいえる敗戦だった。前半9分にFW平本の左クロスをGKが右手ではじいたボールが、そのままネットを揺らし、5試合ぶりに先制。ラッキーなオウンゴールで勢いづくかと思われたが、同25分に右CKの混戦からDF大和田に同点とされると、6分後に逆転を許した。後半は水戸の勢いを止められず3失点。7試合で計22失点。守備陣復活の兆しはなく、故障中のMF名波、出場停止のFWフッキ、ディエゴの欠場は言い訳にならなかった。


 フロント側はラモス監督の進退について、水戸戦と6日の京都戦での2試合を総合し、7日の編成会議で決断を下す方針。萩原敏雄会長兼社長(70)はこの日、「とにかく京都戦のあとに結論を出す。ただ、こういう試合をしてしまったことを編成委員会がどう考えるか。厳しい状況であることは間違いない」と話した。続投のためには京都戦白星が最低条件だが、京都はここまで、12試合で2敗(5勝5分)と、水戸よりはるかに格上。状況はかなり苦しい。後任はコーチの柱谷哲二氏の内部昇格が決定的となっている。


 ラモス監督は試合後、覚悟を決めた表情で語った。「誰も予想していなかった試合。とにかく日曜日(6日)まで、京都戦までは逃げないでやります。勝っても負けてもフロントと話して結論を出したいと思う」。奇跡を起こすべく、京都ですべてを尽くす。


 ◆ラモス瑠偉(らもす・るい)1957年2月9日、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。50歳。サンパウロから77年に読売FC入り。89年11月に日本国籍を取得。元日本代表MF。JではV川崎(現東京V)、京都に在籍。98年に現役引退。2002年、沖縄かりゆしFCのテクニカルアドバイザー就任。04年、日本協会公認S級ライセンスを取得。05年にはビーチサッカー日本代表監督に就任し、W杯4強。同年9月に柏コーチに就任。同年12月に今季の東京V新監督に就任。家族は初音夫人と1男1女。


 ◆柱谷哲二(はしらたに・てつじ)1964年7月15日、京都市生まれ。42歳。京都商から87年に日産自動車(現横浜M)に入団。ボランチ、ストッパーとして活躍し、88年に日本代表入り。92年に読売ク(現東京V)に移り、99年に現役を引退。2002年にS級ライセンスを取得して札幌の監督を務め、国士大のコーチを経て浦和のコーチに就任。06年より東京Vコーチ。国際Aマッチ72試合6得点、J通算183試合13得点。


(2007年5月4日06時02分 スポーツ報知)





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